【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

九十八話 2人の過去 ページ7

弧月「グッ…！」

落ちたのは植木の中

海斗「Aくん？！」

ゆっくりと体を起こして目を吊り上げる

弧月「…何であんな危険な事をするんだ！

もしかしたらお前死んでたかもしれないんだぞ…！」

海斗「ご…ごめんなさい」

弧月「……あ」

何故かAくんがバツが悪そうに顔を背けた

弧月「…怒ってごめんなさい…」

ボソッとそう呟くがどう考えても悪いのは俺だった

Aの真っ白な肌は傷だらけになっていた

海斗「…う…」

弧月「な…何で泣くんだ…？」

気が付いたら俺は泣いていたらしい

Aがオロオロしながらも俺を泣き止ませてくれようとしたのを今でも覚えている



海斗(そういえばあの後に何で危ない事をしたんだって聞かれて

猫を助けたかったからって答えたら呆れた顔で…

「…猫は彼処から自力で降りれる」

って言われたっけ…)

そこで仲良くなって一緒にテニスを始めたんだ



俺は海斗に救われた

本人にそのつもりは無いだろうが…

周りは大人ばかりで常に大人としての喋り方をしていた俺

…そして小さい頃から口が悪かった

けどそんな俺を見ても海斗は普通に接してくれた

たったそれだけの事かもしれない

でもそれに俺は救われたんだ


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海斗と弧月の喧嘩編どうでした？

そしてその後の回想編…Aくんの幼児らしからぬ考えや喋り方等々…

まぁ色々引っかかる所はあると思いますが楽しんでもらえてたら嬉しいです


一応弧月中皆の過去編や問題はなんとな〜くですが終わりました

…ところで弧月中の中で読者人気が高いのは誰だろう？

次はようやくvs弧月Aですね

対戦相手は勿論…まぁ分かりますよね(笑)

これが終わり次第新テニプリいきます！

質問やコメント等々受け付けてますので是非お願いします！

あと作ったばかりなのにお気に入り登録ありがとうございます…！

2018/05/11 九瑠璃＠舞流

九十九話 覚悟→←九十七話 過去編･海斗

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