【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

英国 署名 ページ47

そして3人は日本に帰って約1週間後

千郷から郵便物が届いた

弧月「…？」

飲み物の箱の大きさで重量もある程度ずっしりしている

一度開けてみると…

弧月「…これ全部署名か？」

紙が何十，何百枚と入っていた

そしてその一番上には“Aの署名欄”と書かれた付箋が貼ってある

弧月「…流石は千郷だな」

署名をしてキースとシウに連絡する

というのもキースが“自分がした事は責任をとる”と連盟へ頭を下げに行きたいと言ったからだ

昨日のテニスコートに集合し国際テニス連盟の本部へ向かう事になっている

車を出してもらいコートに着いた

キース「A…」

弧月「…遅くなってすまない」

シウ「いや此方こそ色々すまないな」

弧月「乗ってくれ」

2人は車に乗ると置かれていたダンボールに驚いた

シウ「まさかこれって…」

弧月「…中見てみろ」

キース「フッ…すごいなお前の仲間たちは」

シウ「国籍もバラバラだな…どうやって集めたんだ…？」

弧月「ざっと目を通してみたがテニス部はもちろんウチの生徒，その親達

仕事関係の人達，日本全国のテニス部員が殆どだった」

そしてダンボールの一番下には手紙が何枚か入っていた

“いざとなったら使ってね”という付箋が貼ってあったので千郷の考える切り札だろう

しばらく走っていると国際テニス連盟の本部へ着いた

弧月「連絡を入れていた弧月ですが」

「はいお聞きしております。二階突き当たりの部屋です」

弧月「わかりましたありがとうございます」

ダンボールを持っていこうとするとシウに止められた

シウ「俺たちの責任だから俺が持っていく」

弧月「……あぁわかった」

階段を上がり突き当たりの部屋

シウ「ここだな」


弧月「失礼します」

ざっと10人ほどが座っていた

キース「お忙しい中お時間を取って頂きありがとうございます」

「…全くだ…(ボソッ」

弧月「…！」

キース「…やめろA」

弧月「…あぁ…用件は先日お伝えした通りこの2人含むクラックのメンバーの追放解除です」

キース「今までやってきた事は水に流せません」

「…」

弧月「…これを…この中に入っているのはクラックの追放解除を要請する署名です」

会議室が騒つく

「どうせ白紙も混ざってるだろ」

弧月「…では1枚1枚手にとってご覧ください」

もちろん白紙は一枚たりとも混ざっていない

弧月(…あとはどれだけ本気を見せれるかだな＿＿＿＿＿＿＿＿)

英国 友達→←英国 力になる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す