【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

百十一話 1番の弱点 ページ20

最終地点に辿り着いた時後ろから腕を引かれた

千郷「しー」

振り返るとそこには白装束を着て腹部から血を流す千郷がいた


海斗「どうしたの千郷？」

千郷「海斗はAの弱点って分かる？

前回キャンプの時も驚かなかったし驚いた顔が見たいんだよ」

海斗「Aの弱点？う〜ん…


あるにはあるんだけど…」

千郷「何？」

海斗「…これは驚く…というか…う〜ん……」

千郷「もったいぶらないで教えてよ」

海斗「……雷…Aの弱点は雷だよ

でもこればかりは止めたほうがいいと思う

千郷も知ってるでしょ？

Aは普段絶対練習を休まず

雨が降っても雪が降っても室内施設で練習してるけど

雷が鳴ったときはいつも自分の部屋に籠もってるの…」

千郷「…そういえばそうだったね」

それじゃ今回は止めとくよと言って

自分の持ち場へ戻っていく


越前「どうしたんッスか？急に居なくなって…」

海斗「あっごめんね…って柳生くん本当に大丈夫？」



弧月「……」

三人が服にしがみついて結構重い

仁王「…あ〜そろそろ進みんしゃい」

仁王が三人に声を掛けるがそれすら怖いようで短く悲鳴をあげた

弧月「…あと少し…だから」


最終地点まであと僅かになった頃

千郷「やっほー」

三人「ヒィ？！」

千郷「…割と普通に登場したんだけど…」

白い着物をした千郷がひょこっと出てくる

弧月「……」

仁王「お前さんはお化けっぽくないのぅ…」

その言葉に千郷は俯いて……

千郷「そう？」


顔を上げた瞬間上から何かが千郷に向けて落ちてくる

「「？！」」

ライトで照らすと白地を紅く染め倒れる千郷が…

周りには木の枝が大量に落ちている

「ヒッ…！」

千郷「…な〜んてね嘘だよ」



最初からAを驚かすために木に細工をしておいた

勿論枝は当たらないように設置してこの紅いのは血糊だ

千郷「な〜んてね嘘だよ」

そう言ったときだった

俺をグッと引き寄せる腕

千郷「…え？」

弧月「…馬鹿」

気付いたときにはAに抱きしめられていた

弧月「心配するだろうが…

そんな脅かしはいらねぇ…」

千郷「……」

弧月「もし怪我したらどうすんだよ」

千郷「…ごめん…驚いた？」

弧月「…あぁ…驚いた」

俺を離し全身にライトを当てて怪我が無いか診ていくA


弧月「…今回は怪我が無かったからいいがもうこんな驚きは止めろよ？」

千郷「はいはい」

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疲れすぎて何書きたいか自分でも分からん…

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