【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

百九話 驚…き？ ページ18

跡部「お前らが最後か…ってどうしたんだ？」

帰ってきたA達だが

仁王くんは切原くんをAは菊丸くんと向日くんを抱えていた

弧月「…その…」

仁王「皆して腰を抜かしたんじゃよ」

弧月「…仁王…」

呆れたように仁王くんを見ているって事は

こうなった原因は恐らく仁王くんなんだろう

白石「参加出来るんか？」

抱えられた三人は首を横に振る

千郷「大丈夫じゃない？

いざとなればこのままAと仁王くんで三人を抱えていけばいいだけだし」

海斗「…千郷驚かせたら面白そうだからって顔に書いてあるよ」

跡部「…まぁ出発は最後だし大丈夫だろう

脅かし役の1〜4は物を持って各自出発してくれ」



徐々に順番が近付いてくる

金太郎「なんや楽しみやな〜！」

ようやく立てるようになった三人を降ろして出発の準備をする

元気な遠山に対して勿論あの三人はどんどん元気を無くしていくわけで…

出発する頃には本当に大丈夫かと云うほど青ざめていた

赤也「Aさん…」

おずおずと手を差し出す切原は小動物の様だった

切原と手を繋ぎ俺が先頭で行くことになった


？「一枚…二枚…」

「「ヒィっ？！」」

向日「こ…これ日吉から聞いたことあるぜ…！

お皿を数えて10枚目が無かったら襲ってくるってやつだろ？！」

それを聞いて切原は俺の手をギュッと握る

？「五枚…」

菊丸「じゃあヤバイじゃん…！数え終わる前に逃げないと…！」

？「七枚……」

弧月「…落ち着け」

？「八枚…」

「「ギャーー？！」」

？「…」

数える音が止まる




？「…ぐぅ」

？「起きてください芥川さん！」

向日「ジロー？…と長太郎？」

弧月「……まさか肝試し中……皿を数えて…寝れるとはな…」

向日「脅かすんじゃねぇよ！」

鳳「えぇ？そう言われても脅かす役ですし…」

向日「じゃあ俺が驚かないように脅かせ！」

恐怖のせいか矛盾している事に気付いていない

とりあえず進まないと終わらない

一応放っておくわけにもいかず芥川が起きたのを確認してから先に向かう


しばらく進むとぼうっと何かが浮かび上がった

「「ギャーっ！！人魂？！」」

青い人魂だ…そして何処からかおどろおどろしい音が聞こえてくる

三人はギュッと俺の服を引っ張り首を振っている

？「無い…無い…顔が無い…」

急に出てきたのっぺらぼうに驚いて菊丸の魂が飛びかける
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さぁここで待ち受けていた二人は誰でしょう？

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