【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

百話 vs東のスーパールーキー ページ9

越前のサーブからゲームは開始した

桃城「越前のヤツ最初からアレ行く気か…」

乾「あぁ相手の弧月は越前と同じく左利き…

つまり越前もツイストサーブは左で打つことになる」

越前「っアッ…！」

弧月「…フッ」

跳ね際を返すと越前は下から滑り込んでいた

流亜「あれは…」

越前「ドライブB！」

不二「駄目だ越前…彼は打点が高い」

コートの右隅にスマッシュを打ち込む(カシャン

越前「…へぇ…」

弧月「…さあ…次だ」



弧月「雪月花・月の型…極…！」

越前「クッ…？！」

桃城「あの越前が手も足も出ないって…」

海堂「…うるせぇぞ桃城(フシュー」

二人の言う通り圧倒的だった

勿論僕だって越前の実力は知っている

でもそんな越前ですらも全く寄せ付けず点を重ねていく彼…弧月A

不二(…やっぱり凄いな彼)

これには青学メンバーだけで無く立海,氷帝,四天宝寺も驚いていた

弧月「…もう終わりか…？」

越前「…にゃろう…」



本気出したこの人は確かに強い手塚部長や全国大会で戦った幸村さんと同格以上だ

越前(こんな時なのに親父の言葉を思い出す)


南次郎「おいリョーマ」

越前「何？」

南次郎「男はなお前みたいな冷静さも必要だ

…だがな2つの例外がある」

越前「…」

南次郎「時にはがむしゃらになる事も必要だ

そして例外の1つ目は……



女の子が絡んでるときだ！

だからリョーマそのグラビア返して！

ハッ？！まさかリョーマもようやく目覚めたか？

嘘だよ！じょーだんだって！そんな冷たい目で見るなって…

あぁ？！俺の秘蔵本に手を掛けるな！」

越前「…」

親父が俺の手から本を盗る

南次郎「ったく…油断も隙きもありゃしねぇ

こんな冷酷な男を求める女はいないぜ

親の顔が見てみたい」

越前「鏡見れば？

…それより親父例外のもう1つって？」

南次郎「あ〜？そりゃお前一つしかないだろ＿＿＿＿＿＿＿」

その時親父が言った言葉


“自分より格上だと思う奴を相手にする時”


南次郎「…なぁリョーマテニスって＿＿＿＿＿＿＿」


越前「…テニスって楽しいじゃん…！」



越前の身体が光った

信乃「これってさっきの同調と同じ…」

海斗「違うよ｡これは無我の境地…どちらかと言えばさっきの信乃に近いものだね

…しかも最後の扉か」

千歳「無我の奥の扉…ここで見れるとは思わんかったとよ」

幸村「…ボウヤ…」

越前「You still have more to work on…」

弧月「…ここから…か」

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