【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】3

英国 信頼が見抜く ページ43

気付いたらベンチに寝かされていた

弧月「……」

？「…よぅ久しぶりだな」

弧月「…シウ…迷惑を掛けてすまない…」

シウ「…何があったんだ？」

弧月「…何でもない」

携帯を見るともう1日を跨いでいた

シウ「もうお前は首を突っ込むな」

弧月「…」

シウ「俺の責任だ。俺がケリをつける

ほらもう今日は帰れ」

弧月「…キースは何か言ってたか？」

シウ「…いや何も」

どう見ても嘘をついている

しばらくジッと見つめると観念したように話した

シウ「“明日の朝来い。来なければ子供を襲う”」

弧月「…そうか」

シウ「行かなくていい俺が彼奴を止める」

弧月「…いや行く…どんな事情があれ彼奴はテニスを汚した

…俺がケリをつける」

しばらく目を見つめる

シウ「…勝手にしろ。だが今日は帰れ送ってやる」

弧月「…いい自分で帰れる」


シウと別れ帰路に着く

弧月(明日の朝か…3人との観光は無理だな)

あの3人にバレないように家を出ないといけない。気が重い…ガチャ

海斗「…おかえり」

龍輝「何だよその怪我！」

千郷「はいそこに正座」

弧月「…は」

玄関に3人が立っていた

海斗「あのねいくら夜中とはいえ出ていけば気付くから

それと今日1日どこかおかしかったし」

千郷「丸わかりとはいえ僕らに黙っていたから土下座ね」

龍輝「その前に傷の手当てくらいしようぜ！救急箱何処だ？」

海斗「…はぁ我ながら何で旅行に持ってきてるんだろ」

千郷「いぇーい流石弧月中のおかん！」

海斗が救急箱を取り出し手際よく湿布を貼ったり包帯を巻いていく

海斗「…で、何があったか聞かせてくれるよね？」

逃げれないと思ったので今あったことを話す

千郷「なんでそんな危険な事に一人で首突っ込んじゃうかな？」

弧月「…彼奴を止めれるのは彼奴の事をよく知る俺達しかいない」

海斗「けど相談してくれていたら俺らにだってやれる事はあったかもしれないよ？」

弧月「…だが危険にさらすわけには…」

龍輝「危険上等だ！お前だけに負わせられるかよ」

千郷「こればかりは龍に同感」

海斗「俺には一人で抱え込むなって言っといて

自分は抱え込んじゃうのずるいよ」

弧月「…だがもう終わった事だどうしようも…」

「「嘘だね」」

弧月「？！」

龍輝「何年一緒にいると思ってんだよ」

海斗「どうせまた行くんでしょ？」

弧月「…あぁ明日の朝にな」

どうやら隠し事をしても無駄らしい

弧月「お前らも協力してくれ」

「「「当たり前！」」」

英国 許さない→←英国 本当のテニスを

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す