【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】2

八十八話 バカでも気付く ページ46

海斗が帰ってきたが少し元気が無い

流亜「次の試合のオーダーですが…(弧月「俺が決めていいか？」A先輩？」

弧月「…海斗…俺が決めていいか？」

海斗「…うん」

千郷「……」

龍輝「…なぁ千郷あいつら」

千郷「やっぱり馬鹿でも気付くね」

龍輝「あぁ？！」

龍ですら気が付くほど二人…特に海斗の様子がおかしい

ここしばらく二人の様子はおかしかったが帰ってきてから特におかしい

弧月「…S3は龍輝だ」

龍輝「おう！」

千郷「龍がシングルスって事は俺は信乃と組めばいい？」

弧月「いや…千郷は海斗と組んでD1を頼む」

千郷「へぇ〜了解よろしくね海斗」

海斗「…こちらこそよろしく千郷」

こちらに微笑むものの何処かぎこちない

弧月「…S2は信乃に頼む」

信乃「わかりました！」

AはAで海斗の様子がおかしいのに気付いてか目を合わせない

向日「じゃあ試合始めてくぜ！最初は青学のサーブからだな」

龍と青学の河村くんの試合は熱戦…

見てる此方が暑苦しくなる試合だった

(勿論河村くんのせいじゃなくて全部龍のせいだけどね)

龍輝「よしっ…！」

千郷「あっ龍勝ったの？」

龍輝「おい！ちゃんと見とけよ！」

流亜「兄さん煩いですよ」

向日「次D2な！えっと…青学黄金ペアと弧月中双子ペアだな！」

新「…相手は全国一のダブルスペアか」

遥「…でもそっちの方がやる気出るでしょ？」

新「だな！」

海斗「…」

普段なら絶対に声を掛ける海斗が声を掛けない

千郷「…頑張ってね二人共」

代わりに俺が二人に声を掛けると普段しない事をしたせいか

遥「えっ…ホントに千郷先輩？」

新「…槍の雨でも降りそうな…」

千郷「ん？何か言った？」

双子「「試合行ってきます！」」

千郷(…まぁ自分でも慣れない事をしたせいか少し恥ずかしい気はするけど)

驚いていたのは双子だけじゃない

海斗も驚いて…その後少し目を逸らした

千郷(…そうか)

Aの意図…そして海斗の悩みが分かった

千郷「…この時期だからね」

流亜「千郷くん？」

千郷「何でもないよ流亜」
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全国一のダブルスは流石というか全然点が取れない

遥「…くっ…！」

菊丸「甘いよん！」

コンビネーションでは負けてない筈なのに点差が詰まらない

新「くそっ…！」

遥「！新クールダウンだよ」

新「…わかってる」

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