【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】2

八十六話 新たな悩み ページ44

昨日は白石とも同じルールで戦ってしかも千郷に見られた

試合には何とか勝てたが心がここまで乱れたことは過去あっただろうか

睡眠は十分摂ったハズだが少し身体が重い気がする

そんな中総当たり戦…俺らにとっては3回戦が始まった

相手は氷帝学園俺はS3で氷帝2年日吉と戦う

独特な型を持ち自分の強みを最大限にまで発揮するプレー

弧月(…中々良いプレーをするな)

日吉「下剋上だ…」

長期決戦に持ち込むとあまり得意では無いのか動きが鈍る

日吉「ふっ…！」

弧月「…！」

日吉「…下剋上…させてもらいますよ」

メンタルが余程強いのかそこからの粘りが凄い

弧月「…雪月花《花の型》」

日吉「返せない球じゃないんですよ…！」

弧月「…じゃあこれはどうだ？


…雪月花《月の型・極》…！」

日吉「くっ…！」

月の型・極を使い6-3で勝利する

流亜「雪月花にはまだ上があったんですね」

千郷「俺たちだって極はまだ数回しか見てないよ

…ちゃんとメモするなんて流亜は本当に《真面目》だね〜」

…本当に性格が悪い
わざわざ真面目を強調している千郷だが怒る気力は無い

ふと海斗の方を見ると何か考えている様子だった

弧月(…海斗…)


氷帝戦…3-2で勝利したものの海斗の様子はおかしかった
動きも堅くなっている

龍輝「次俺らは審判か」

信乃「先輩達はどっちの試合行きますか？」

龍輝「俺はどっちでもいいぜ！」

弧月「海斗と…龍輝と千郷…信乃は,立海と青学

俺と…新,遥,流亜は…四天宝寺と氷帝だ…いいか？」

龍輝「異論は無いぜ！」

流亜「兄と離れれるなら…」

二人はまた兄弟喧嘩を始めた

いつもの事だが千郷が入ると厄介なので早めに制しておく

弧月「…さぁ行くぞ」




審判は流亜がやってくれると言うので頼んで試合を観戦していた

跡部「おい弧月」

弧月「…何だ跡部？」

跡部「…お前んとこの部長が昨晩俺様の部屋に来たぞ」

弧月「…何か言っていたか…？」

跡部「……詳しくは言わねぇが相当悩んでいた」

弧月「…そうか…教えてくれて感謝する」

跡部「はっ！俺様にとっちゃ当然だ」



白石「今戸塚くんの話聞こえたけどやっぱり何かあったん？」

弧月「…白石…いや…何故だ？」

白石「昨日部屋戻ろうとしたら呼び止められてな…」

弧月「……何を言われたのか…大体想像はつく…」

白石「流石幼馴染やな」

弧月「…まぁ…そうだな」

多分龍輝も千郷も気付いている

そして俺も含め三年は考えていかなきゃならない事だ

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