【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】2

八十四話 噂の2年生エース ページ42

赤也「1回Aさんとは戦っておきたかったんッスよね」

そう言って不敵な笑みを浮かべるのは立海の2年生エース切原赤也

神奈川大会6-3で信乃に勝った相手だ

白石「切原くんのサーブやな」

赤也「じゃあ行きますよっ…！」


同じ部屋だった事もあり合宿中何度か話す中で受けた印象はただただ無邪気

最初は割と正統派だったプレー

切原の目が赤く染まっていく度に打球は重くなっていく

そして狙いすました打球は身体付近に飛んでくる

赤也「…紅く染めてやるぜ」

真田「赤也っ！」

幸村「大丈夫だよ真田」

柳「…」

弧月(…早めに勝負つけるか)

赤也「ちゃっちゃと潰れちゃってくださいよっ…！」

弧月「…悪いが…それは出来ない

…雪月花…《花の型》」

赤也「ぐっ…？！」

弧月「…雪月花《月の型》」

ボールは弧を描いて飛び弾むことなく地面を転がっていく

その後も雪月花をフルで使い切原に勝利する

力を使い果たしたのかふらつく切原を支えて立海ベンチへ向かう

弧月「…幸村」

幸村「あぁありがとうA」

切原を幸村に預けるとスッと誰かが前に出てくる

？「赤也がすまなかった」

弧月「…いや,大丈夫だ…

…ただ…多分このままだと…切原が壊れる

…何か…対策は…立てるべき,だと思う…柳」

柳「…ああそうだな」

立海ベンチに軽く挨拶をしてから自陣へ戻ったとき放送が鳴った

跡部『今日の試合は以上だ

ここからは各自自由に動いて構わねぇ

ミーティングがしたい学校は何処の部屋でも使って構わない』

皆疲れただろうと言う事でウチのミーティングは無く

何をしようか考えていた時だった

？「暇なら少し打っていかないかい？」

後ろから突然声がかかる

弧月「…俺はいいが…




…体調は大丈夫か…幸村？」

幸村「大丈夫だよ｡心配性だなAは」

弧月「…ミーティングはいいのか？」

幸村「赤也が寝ちゃったからね

流石に無理やり起こすわけにはいかないだろう？」

弧月「……後輩思いなんだな」

打ち合いを了承してラケットとボールを取り出す

幸村「何かルールを決めよう」

弧月「……ルール…？」

その方が面白いじゃないかと言って2,3回ボールをつく

弧月「…まぁ俺は構わねぇが…っ…すまない」

幸村「いいよA敬語無しで」

弧月「…だが…」

幸村「俺は口の悪さ気にしないからね

真田みたいに怒鳴ったりするのはちょっとイラッとくるけど」

黒い笑顔を浮かべていたのは見なかったことにして分かったと頷く

八十五話 ルール→←八十三話 ダブルスの奇跡

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーカラー

大石｢心を落ち着かせる《青》はどうかな？アクアリウムがオススメだよ｣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す