【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】2

八十話 信頼 ページ38

白石「D2仁王くんと柳生くん対千郷くんと信乃くんやな」

千郷「頑張ろうね信乃」

信乃「はい！」

さっきまで千郷は集中する為に壁打ちをしていたらしい

戻ってきて仁王くんが千郷にイリュージョンしてた事を話すと少し驚いて嬉しそうに笑みを浮かべた

海斗「何笑ってるの？」

千郷「やっぱり嬉しいでしょ？

信頼がイリュージョンを見抜いたみたいで」

俺は少し驚いた

千郷はこんな事を言うタイプじゃない

少なくとも初等部からの付き合いだがこんなに素直では無かった

(最初は今より少し素直だったけど…)

弧月「……」

海斗「…ん？どうしたのA？」

弧月「…いや龍輝の時みたいに見逃すと…信乃が可哀想だろう…」

海斗「弟子思いだね」

弧月「…だから信乃は弟子じゃない……」

手首に巻いたゴムを触りながら少し顔を背ける

長い付き合いだしAの癖は分かる

今は照れている…それもかなり

海斗「そうだね流石に後輩の試合は見逃しちゃ駄目だよね」

コートに目を向けるとかなり白熱していた

試合に入る前から集中しきった千郷が指示を出し

信乃はその指示に応え的確に相手コートへ打ち込んでいく

新「信乃と千郷先輩中々のハマり具合じゃん」

弧月「…そうだな」

遥「とは言っても僕と新のプレーの方が息ぴったりだけどね」

新「当たり前だな」

二人で顔を見合わせて笑う

弧月「…だが息が合うだけでは…勝てないぞ」

遥「そんなの当たり前じゃん

…だから僕は強くなるって決めたんだから」

新「俺だってもっと強くならなきゃいけない

…遥に負けるわけにはいかないし！」

二人の会話を見てAは優しく微笑んだ

弧月「…もう試合も終盤だ」

白石「ゲームセットウォンバイ弧月中」

千郷「ふぅ…これで神奈川大会の借りは返せたかな」

お互い健闘を称え合って握手をする

信乃「千郷先輩フォローありがとうございました…！」

千郷「大丈夫大丈夫♪龍(馬鹿)のフォローの方が大変だから」

龍輝「んだとコラ…」

海斗「はいはい喧嘩しないの」

新「てか次海斗先輩でしょ？」

千郷「頑張ってね」

龍輝「負けるんじゃねーぞ！」

新「負けた人が何言ってんのw」

龍輝「んだと？！」

遥「こっちの事は放っといていいよ

あともし負けても僕らいるから」

信乃「遥…！海斗先輩頑張ってください」

流亜「海斗先輩気負わなくていいですから」

弧月「海斗…後には俺がいる

たまには自分の為に戦え」

海斗「…そうだねありがとう」

八十一話 白熱→←七十九話 vs立海

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーカラー

大石｢心を落ち着かせる《青》はどうかな？アクアリウムがオススメだよ｣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す