【テニプリ】 長身長髪最強男子 【男主】2

六十四話 見守る ページ22

新と遥は戻ってきて謝った

それでも恐らくA先輩に言われて渋々だったんだろう

さっきよりも二人は離れた位置に座った

金太郎「信乃の兄ちゃんワイAの兄ちゃんら呼んでくるな？」

信乃「ありがとう遠山くん」

不二「…信乃くんは大丈夫？」

信乃「…僕…ですか？」

その言葉で思わずキョトンとする

不二「二人と同学年なんだよね？

…困った事とかがあれば弧月中の先輩じゃなくても相談してね」

信乃「…はい,ありがとうございます」

確かに普段から新と遥に挟まれるのは大変だ

でもやっぱり僕は今の二人よりも

いくら大変でもいつもの二人の方が好きだ

海斗「呼びに来てくれてありがとう切原くん遠山くん」

赤也「これ位お安い御用っすよ！

それに放っておいたら本当に丸井先輩に全部食べ尽くされますから！」

丸井「赤也この野郎！

流石に全部は食べねぇっての！」

その会話でさっきまで張り詰めていた会場の空気も大分変わった

今は皆でワイワイと食事をしている

海斗「信乃二人はちゃんと謝った？」

信乃「はい」

海斗「そう…後で俺からも謝っておかないとね」

それに…と呟くが何でもないよとはぐらかされた


流亜「…信乃先輩僕も協力できる事は何でもしますからね

それにあの馬鹿はどれだけでも使ってくれていいですから」

信乃「馬鹿って…龍輝先輩の事？(苦笑

でもありがとう僕なら大丈夫だよ」

(…多分僕には今回の事はどうする事も出来ない

新の事も遥の事もちゃんと分かってないから

だからこそ帰ってきた二人を笑顔で迎えよう

いつもみたいに馬鹿やる二人を見守ろう)

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