五十九話 過去編･信乃�� ページ17
A先輩には実力も実績も…もちろん権力だってある
不躾な質問だがそう聞くと優しく答えてくれた
弧月「…権力には,頼らない
…そうすれば…あの先輩達と,同罪だからな…
…実力と実績…か…それに関しては,自分では…分からないが…
…俺は…部長達に託された
…勿論,一緒に全国まで…行きたかった
…だが…一年を,棒に振って…俺らを…守ってくれた
無駄には,したくない…ただ,それだけ」
その目は決意に満ちていた
弧月「…先輩達に,俺は嫌われている
…だから,部活は…コートに,入れない
俺は…来年のために…今から,練習すると…決めた」
信乃「…！」
弧月「…引き止めて…悪かったな…」
信乃「あのっ…！僕も打っていっていいですか？」
A先輩は一瞬驚いてから勿論だと言って頷いた
試合形式で相手をしてもらったが
僕がA先輩に敵うわけなくあっさりと負けた
信乃「ハァ…ハァ…
やっぱり凄いですねA先輩は」
弧月「…いや…庚くんも…凄いと,思う…」
信乃「…え？」
手も足も出なかったのに褒められた
弧月「…左右の…振り分けが,上手い
…正確さが…あるんだな…庚くんは…」
ポンッと頭を撫でられる
弧月「…良かったら…また,来ないか…？」
信乃「…え？でも二人の邪魔をするわけには…」
弧月「…海斗に…紹介したい…」
信乃「…！」
弧月「…そういえば,庚くんは…誰かに言ってきたか…？」
信乃「はい両親には言ってきました
…部活終わりに理事長にも許可取りに行ったらご不在で…
許可を取らずに学校に入ってすみませんでした！」
弧月「…両親に言ったのなら…いい
…それに…親父がそこに居なかったのが悪い…庚くんは…悪くない…」
親父がすまないとA先輩に頭を下げられる
信乃「いえA先輩のせいじゃないですし…
本当に僕の方こそ勝手に来てすみませんでした！」
そう言うとA先輩は口元を抑えてくすくすと笑った
信乃(…笑った顔も綺麗)
弧月「…いや,すまない…水掛け論だな…と思って…」
つられて僕も笑顔になり周りは暗いが
ライトが当たるコートの中二人で笑いあった
信乃(…最初はとっつきにくそうな先輩だと思ったけど凄くいい人だな
来年はA先輩達と全国に行きたい…！)
…その前にレギュラーになれるかどうかだよね…
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーカラー
大石｢心を落ち着かせる《青》はどうかな？アクアリウムがオススメだよ｣
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九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» 毎回のコメント凄く嬉しいですヽ(=´▽`=)ﾉ季節の変わり目はやっぱり体調を崩しますね…でももう大丈夫です！これからも少しずつですが更新頑張ります(*´ω｀*) (2018年4月16日 7時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 更新ありがとうごさいますw大丈夫ですか？Σ(･ω･ﾉ)ﾉ最近暑かったり寒かったりですし(´･ω･`)気をつけてねw (2018年4月15日 23時) (レス) id: 4b07b65983 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» 何度もコメントありがとうございます！更新の励みになります！これからさらに面白く（？）なるので楽しみにしていて下さい（笑） (2018年3月16日 7時) (レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 更新ありがとうごさいます（笑）続きが気になってしょうがなかっですwww (2018年3月16日 2時) (レス) id: 4b07b65983 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！是非楽しみにしていて下さい！ (2018年3月9日 16時) (レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年9月27日 18時
