五十八話 過去編･信乃�� ページ16
その日の夜
僕はテニスコートへ向かった
部活の時間は先輩達が使っていて中々打てないから少しでも練習がしたい
部長や副部長の話を聞いてそう思った
「…信乃様本当によろしいのですか？」
信乃「はい。帰りはまた連絡します」
送ってくれた運転手にペコリと頭を下げこっそり学校の中へと入っていく
信乃(…一応無断で入るんだけど…大丈夫かな…？)
部活終わりに理事長に言おうと思って行ったが留守だった
コートはナイター設備が整っているけど僕だけで使うのは気が引ける
何とか音に頼って壁打ち出来ないかと考えていたら
？「…誰だ…？」
信乃「？！」
その時一斉に電気がつく
信乃「A先輩…？」
そう言ったあとに気が付いた
僕が一方的に知ってるだけであってA先輩からみたらほぼ初対面
しかもこんな夜遅くに居るなんて自分の事ながら怪しいと思う
信乃「す,すみません…！今帰りますから…！」
弧月「…そうか…残念だ…」
信乃「…え？」
弧月「…時間があれば…打たないか…？」
思い掛けない誘いに思考が停止する
弧月「…あぁ…すまない…よく,無愛想だ…とか…顔が怖い,とか…言われるが…
別に,怒っては…いない…から…」
さっきとは別人の様にたどたどしく話すA先輩
弧月「…口下手,なんだ……というか…口が悪い
…相手を,傷つけたいわけじゃ…ないから…言葉……選んでて…」
表情はあまり変わっていないが穏やかな顔をしている
弧月「…今日の,部活…恐がらせた…よな…」
すまないと言って頭を下げるA先輩
信乃(…何か印象が違うな…)
弧月「…それで…良ければ,相手をして…欲しいんだが…
…今日は,海斗が…来れなくて…
あ…でも,海斗がいないからじゃ…無くて…
後輩と…庚くんと,打ってみたい…駄目か…？」
信乃「え？僕の事知ってるんですか？」
驚いた
テニス部に入った新入生は何人もいるし
喋ったことも無かったのに覚えてくれていた
弧月「…部長に,聞いた…
…部活の,時…近くで…怒鳴って,しまったから…謝りたいと…
…そうしたら…ライト,点けずに…夜,コートにいたから…」
信乃「僕は全然気にしてませんよ！
A先輩は正論を言っていたんですし…
それにしてもA先輩はいつもこんな時間に？」
弧月「…あぁ…部活は,使わせてもらえないからな…
…親父に頼んで,夜に…な」
その時ふと気になった事がある
信乃「…何でA先輩もコート入れないんですか？」
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーカラー
大石｢心を落ち着かせる《青》はどうかな？アクアリウムがオススメだよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» 毎回のコメント凄く嬉しいですヽ(=´▽`=)ﾉ季節の変わり目はやっぱり体調を崩しますね…でももう大丈夫です！これからも少しずつですが更新頑張ります(*´ω｀*) (2018年4月16日 7時) (
レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 更新ありがとうごさいますw大丈夫ですか？Σ(･ω･ﾉ)ﾉ最近暑かったり寒かったりですし(´･ω･`)気をつけてねw (2018年4月15日 23時) (レス) id: 4b07b65983 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» 何度もコメントありがとうございます！更新の励みになります！これからさらに面白く（？）なるので楽しみにしていて下さい（笑） (2018年3月16日 7時) (レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 更新ありがとうごさいます（笑）続きが気になってしょうがなかっですwww (2018年3月16日 2時) (レス) id: 4b07b65983 (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - レオさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！是非楽しみにしていて下さい！ (2018年3月9日 16時) (レス) id: 7847cbec94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2017年9月27日 18時
