7組の訳あり少女 (ページ1)

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＊sakuma.side

岩本「佐久間、昨日の課題やった？」

「やってないよ～～」

渡辺「あ、俺忘れてたわ」

宮舘「あ、俺はやってある」

阿部「やってるんかい」

深澤「あああああ！俺も忘れたわ」

俺らみんな仲良くて、いつもこんな感じで騒いでる

クラスもみんな一緒だしBFFってやつ？笑

まあ、そんな感じ

深澤「てゆうか今日、転校生来るらしいよ？！」

岩本「あーそういえば先生言ってたな」

そう、この日から

いつも通りの日常が変わっていった

今思えばそんな気がする

チャイムが鳴ると同時に先生と転校生が

教室に入ってきた

先生「えー、今日からこのクラスの一員になる

転校生だ。みんな仲良くしてやってくれ。」

『橘Aです』

クラスの空気が一気に変わった気がした

その子はびっくりするくらい美人で、

でもどこか独特な雰囲気をまとっていた

と、同時に俺は人生初の一目惚れをした

先生「席は窓際の1番後ろだ。HR始めるから席に着いてくれ。」

窓際の1番後ろって、

俺の隣…？！

やばい運命かもって思った

早く仲良くなりたい。話してみたい。

そんな思いが強かった

目が合った彼女に

「俺、佐久間大介！よろしくね！！」

満面の笑みで言った

どんな反応をしてくれるのか楽しみだった

明るい子だったらすぐ仲良くなれそうだし

もし緊張してたら俺が緊張をといてあげればいい

でも、期待なんかしちゃいけなかった

『…』

え、俺…

無視された…？