こじらせ廉くん［番外編］ (ページ34)

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睡眠障害ページ34

Aside

仲の良い先輩に頼まれて
来週の会議でプレゼンをすることになった私。

今日から、資料をまとめる作業が始まる。

『はぁー、、、』

お昼から始めたこの作業。
やっぱ今日中に終わらせるのは無理そう。
残業、、、するか。。

〈Aちゃん、無理しないでね?
まだ少し時間あるから〉

『はい、、ありがとうございます』

〈おつかれ～〉

『お疲れ様です』

あとこのページ入力したら帰るか、、、。
廉今日なんだったかな～
早番なら私より早く帰っちゃってるなぁ。

『ただい....えｯ..廉、、』

廉「遅くない?」

『ごめｯ、、すぐご飯作る...ｷｬｯ』

廉を避けて横切ろうとしたとき
急に抱きしめられた。

『廉...ｯ
ご飯作らないと』

廉「なんかあったやろ」

『大丈夫...だよ?(笑』

そう言って無理に引き剥がす。

廉「おい...ｯ」

普通に振る舞う私に何も言えない廉。

『廉お風呂行っておいでよ』

廉「ああ、、』

洗い物を済ませて廉をお風呂に見送る。
パソコンを開いて続き取り掛かる。

『はぁ、、終わんない...』

廉「それ今日までせなあかん奴?」

『廉....ｯ
ごめｯ...お風呂行ってくる、、』

廉「おいｯ」ｶﾞｼｯ

『....ｯΣ』

廉「なんか隠しとるやろ」

隠してるつもりはないけど
廉には分かるみたい。
来週プレゼンがあることを話した。

廉「そっか、ごめんなぁ
俺“頑張れ”としか言えんわ...」

『十分嬉しいよ?廉、ありがとう』

廉「おいで」

その言葉と同時に吸い込まれる。

『ありがとう、、』

廉「Aもお風呂入っておいで」

『ん』

廉「明日俺朝早いから
先寝てるけど、、ええ?ごめんなぁ」

『全然いいよ、おやすみ』

私も早く出勤しようかな。。
お風呂を済ませて廉の横に転がる。

『やばい、、、寝れない、、』

小さく呟く。
隣には廉、起こすわけにもいかない。