こじらせ廉くん［番外編］ (ページ19)

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・ページ19

廉side

紫耀「久しぶりじゃん(笑
熱は?」

『38.2、、、』

廉「たっか、昨日の夜我慢してたんか?」

『してｯ...なぃ、、』

紫耀「してたね、これ(笑
まぁいいや、もしもしするよ～」

『廉くｯ....(涙』

そんなウルウルの目で見られても(笑

廉「お、1人でできてるやん」

紫耀「はい、いいよ
あーんして?抑えないから」

『、、ぁ』

紫耀「喉赤いね、脱水症状起こしてるし
抗生剤の点滴だけしよっか」

『ふぇｯ、、、(涙』

廉「こら、A
どこ行くん?」

そっと逃げようとするA。

紫耀「Aはこっち」

紫耀に腕を掴まれてベッドに寝かせられる。

『やだｯ、しなくていいｯ(涙』

廉「じゃあ家で頑張れるん?」

『、、、、ｺｸﾝｯ』

廉「俺今日半日やし、家でするわ」

紫耀「じゃあ頼んだわ
着替えておいでよ、俺A見てる」

廉「さんきゅ」

・

廉「あれ、家で頑張るんやなかったん?
紫耀呼ぶで?」

『だめぇｯ...(涙』

家でしようとするもこんな感じ。

廉「ソファーおってもできんし
とりあえずベッド行こか」

『んんｯ..れぇんｯ(涙』

廉「頑張ったらご褒美やるから」

泣きそうなAをベッドに寝かせる。

廉「はい、じゃあ腕もらうな」

『うｯ...ﾋｯｸﾋｯｸ(泣』

頑張って腕を出してくれたはいいけど
今にも泣きそう、いや泣いてるか。

廉「ちょっと頑張るよ～」

『んｯΣ』

廉「はーい、おしまい
痛いの終わったで」

少し溢れた涙を親指で拭う。

『ふぇぇんｯ...廉くｯ..(泣』

廉「待ってや(笑」

完全に甘えモードのAさん。
点滴を高い位置にかけてベッドに腰掛ける。

『治ったらｯ..ﾋｯｸ...お出かけする..ｯ』

廉「うん、しよな？」

『ぎゅーもｯ...する...ｯﾋｯｸ』

廉「なんや今日はそういう日なんか?(笑
ぎゅーはいつもしとるやん」

“ん、おいで”ってしたら暑い体を起こして
コアラみたいに抱きついてくる。

廉「あっついなぁ～
明日には下がっとるといいな」

『んぅｯ....』

廉「眠かった寝てええよ?
ずっとぎゅーしとくから」

すぐに眠りに落ちたA
少しでも熱下がってますように。