こじらせ廉くん［番外編］ (ページ14)

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アナフィラキシーショックページ14

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［河口Aさん、20歳
呼吸困難になってから20分ほど経過
アナフィラキシーショックと見られます］

　

昼過ぎ、急患が来たかと思えば
もしかして廉の彼女じゃない？

　

勇太「Aちゃんごめんね、
マスク付けさせてね～」

　

『ﾊｧｯﾊｧｯ...やらｯ..ﾊｧｯ(涙』

　

病院嫌いなのは廉から聞いてる。

　

勇太「ライン取って
アドレナリンとステロイド投与して

永瀬呼べる？今日外来だったと思う」

　

［分かりました］

　

『やだぁｯ...ﾊｧｯﾊｧｯ..(涙』

　

［ごめんね、ちょっと抑えるね～］

　

勇太「Aちゃん、廉呼んだからね
頑張って褒めてもらお？」

　

緊急事態だから申し訳ないけど強行突破。

　

勇太「あーダメダメ、それ外さないでよ」

　

今マスク外したらほんとに大変なことになる。

　

「「A！！」」

　

勇太「お、廉早いじゃん
もう少ししたら落ち着いてくると思う」

　

廉「ありがと
A、何あったん....」

　

『れ...くｯ..ﾊｧｯﾊｧｯ
これやだぁ...(泣』

　

廉「こーら、外したらあかんって」

　

外そうとするのを必死で止める廉。

　

［点滴早めに落としてます］

　

勇太「うん、ありがとう
じゃあ移動しようかな」

　

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