こじらせ廉くん［番外編］ (ページ37)

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生理の日ページ37

廉side

本日、生理2日目のAさん。

廉「ちゃんと薬飲んだん?」

『飲んだ』

廉「無理すんなよ?」

『うん、、、行ってきます』

遅番の俺より先に出勤。
なんとも機嫌が悪いことで、、。

廉「おつかれ」

紫耀「おつかれ、うまくやってる?」

廉「おかげさまで
俺今日小児科だからよろしく」

紫耀「ったく、どっちが立場上だよ(笑
いいよ、呼んで」

廉「はーい
木下さーん、木下咲良ちゃーん」

午前の診療が始まった。

廉「あれ、来んなぁ...
紫耀俺見てくるわ」

紫耀「廉、後ろ」

廉「おｯ、こんにちは
咲良ちゃん1人?」

咲良「、、、ｺｸﾝｯ」ﾌﾗｯ

廉「おっと、、大丈夫?ビックリしたね?」

中学2年生の女の子。
顔は真っ青。お腹抑えてる。
女の子特有のアレかなぁ～。

紫耀「座ってるのしんどかったら
ベッド使っていいよ?」

咲良「ﾌﾙﾌﾙｯ....」

この感じ、誰かさんとソックリ。
あえて名前は言わんけど(笑

紫耀「1人で来れたの偉かったね
お腹痛いのか、、」

咲良「ちょっと....ちがくてｯ...」

紫耀「ん?
廉、外してもらえる?」

紫耀に言われて席を外す。
男2人もいたら言い辛いことあるよなぁ。

紫耀「廉、いいよ」

廉「あれ、咲良ちゃんは?」

紫耀「生理痛酷くて怖くなって来たみたい
今女の看護師さんに婦人科に
連れて行ってもらったよ」

廉「そっか、それは良かった」

〈永瀬さんｯ、救命から連絡です〉

廉「え、救命?ありがと」

受付に戻って電話を変わる。

？「廉、俺だけど」

廉「あれ、じんどうしたん」

勇太「今Aちゃん搬送される
来れそう?」

廉「え、、A?!なんでや!!」

勇太「重度の貧血、仕事中に倒れたらしい」

廉「分かった、向かう」

紫耀に伝えて、急いで救命に向かう。