こじらせ廉くん［番外編］ (ページ31)

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子宮頸がん検診ページ31

Aside

廉「A～なんか届いてんで」

『ん?なにー?』

廉からハガキを受け取る。
なんだ、、、。

『うわ、、』

廉「なんやった?」

『やｯ...なんでもない..ｯ』

廉「何もないわけないやろ、ほら見せてや」

背の高い廉にスッとハガキを奪われる。

『もう、、』

廉「Aこれ行かなあかんよ?」

『うーん、、、ぅん...』

友達から“痛い”って聞いてたから
正直行きたくないのが本音。

廉「俺が一緒に行こうか?」

『えｯ、、、んんｯ..』

廉「大丈夫やって、俺から玄樹に頼もうか?」

この前、廉の友達の玄樹くんが
家に遊びに来た。
産婦人科の先生なことも知ってるし、
もう少しでハガキ届くよって話もした。
まさかこんな早く来るとは、、。

『廉も一緒....ｯ』

廉「ん、分かったよ
日にち決まったら言うわ」

『ぅん、、、』

廉「はい、おいで
ぎゅーして欲しいんやろ」

『れぇんｯ...』ｷﾞｭｯ

やっぱり廉の腕の中はあったかい。

『怖い...ｯ』

廉「大丈夫、綿棒入れるだけやから」

『やだぁｯ...』

廉「いつもそれ以上のモノ入れとるやん、な?」

『ちょｯ///バカぁｯ///』

廉「わｯ、ちょ、ごめんて(笑」

ポカポカ殴ってやる。
ほんっとこういうとこ!!

廉「まぁ冗談抜きで、、大丈夫やから
玄樹も知らんわけちゃうし」

『ぅん、、』