こじらせ廉くん

ｷｭｳ ページ10

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次の日

　



［河口さん、点滴交換のときちょっと暴れたので
安定剤使いました
だからちょっと機嫌悪いかと....］


　




廉「あーまじか
分かりました、ありがとうございます」


　



ったく、何してんあいつ。

　




___ｺﾝｺﾝｯ


　



廉「Aおはよう
もう少ししたら紫耀来るからな」


　



『廉ｯ....やだｯ』


　



廉「なになに
俺なにもしてへんけど(笑

夜大変だったみたいやな」

　




点滴を差し替えてAのベッドに腰掛けて
拗ねてる顔を覗き込む。


　




『んーんｯ！』


　




廉「ん？顔赤ない？
A熱測ろっか」

　





『ないｯ！』

　




　
廉「A、怒るよ？
紫耀に言ってやろ〜」


　
　




『いいもんｯ！』

　

　




廉「そんなことしとったら
紫耀来るで？」


　


　

___ｺﾝｺﾝｯ


　


廉「ほら、来た」



　



紫耀「朝から仲良いね(笑」

　





『違うもんｯ』


　




廉「熱測らせてもらえんで困ってたん(笑」

　



　
紫耀「えー、A熱くらい測れるでしょ〜」

　




紫耀と場所を交代すると
サッと体温計を挟んだ。

さすが、瞬殺。


　



紫耀「何度かな〜、、37.5か
ちょっとあるね

あとで氷枕持ってきてあげて
解熱剤はまだいいかな」

　
　



　
廉「りょーかい」


　


　

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