こじらせ廉くん

ｼﾞｭｳﾆ ページ13

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___ｺﾝｺﾝｯ


　
［失礼しま〜す］


　
　



『えｯ、、廉じゃない...』


　




［永瀬くんお昼から学会に出てるの

点滴変えるね〜］


　




あｯ、またそれ.....。


今朝、廉が辞めてくれたシリンジに入った薬。



　
嫌なんて言えるはずもなく。



　



『んｯ....(涙』


　



［痛かった？ごめんね〜

血圧と熱測らせてね］



　



体温計を渡されて仕方なく挟む。


血圧を測られてる間。


　
　



［永瀬くんと仲良いね］


　



『そ、そんなことないです』


　



［永瀬くん、かっこいいし仕事できるから
狙ってる人看護師の中でも多いから
早い者勝ちよ？(笑

、、、はいありがとう

またなにかあったら呼んでね］


　




何もないよ、廉いないなら呼ばないよ。



ああみえて仕事できるんだ、、。

そんなの惚れないわけがない。



わたしのことなんて
頭の片隅にもないんだろうな。





廉、いつ戻ってくるの....。


　




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