2話 ページ2
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「し、白福って……まさか」
「そ〜。私の妹で〜す」
「マジで！？」
呆気に取られる、とは今使われるべくして生まれた言葉だと思う。
白福さんに肩を抱かれているのは、間違いなくあの日の彼女。
二年。まさかの同学年。
ぱちぱち、と二回瞬きをして、眉を寄せた彼女は姉をひっぺがし、ため息。
そろり、と緊張した面持ちで彷徨わせた視線が、
思いっきり、かち合った。
あぁ、俺、動揺してる。
「マネージャーやってくれんの！？」
「ひ、あ、はい……」
「感謝してねー。雪絵と二人で頼み込んだんだから。後釜いないの怖いでしょ」
「サンキュー白福ー……の、妹！」
「Aです」
「A！よろしく！」
・
「……木兎さん。近いです。怖がってますよ」
思ったより鋭い声が出た。
なんだろう、木兎さんによって彼女の視界から俺が消えたことへの腹いせだろうか。
小さいな。
俺の心も。彼女の身長も。
あの日は座っていたから何とも思わなかったけれど、立って近づいてみると、小さい。
150センチくらい。
かなり下の方から向けられる視線は、やっぱりどこか臆したように不安定だった。
「おぉ、悪ぃ悪ぃ。怖かった？」
「いや、いいえ。大丈夫です。慣れてみせます」
「怖かったことは否定しないんだ……」
「……」
黙秘。
つまり怖がってる。
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飛鳥(プロフ) - シェルファさん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ありません今公開しました！引き続きよろしくお願いします！ (2019年6月30日 15時) (
レス) id: d93720a371 (このIDを非表示/違反報告)
シェルファ(プロフ) - あー、早く続編が見たいです！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: ed405ee373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年5月4日 23時
