六話：岩鳶中 ページ8
先「では、佐野中、岩鳶中の練習試合を始めます」
佐岩「「お願いします！！」」
宗介と私はあの二人をみつけて話しかけた
宗「七瀬、橘」
真「ええっと」
宗「佐野SCの山崎宗介だ」
貴「同じく佐野SCの香澄Aです。」
真「佐野SC？凛が通ってた」
宗「そうだ、七瀬、個人のフリーで勝負だ」
遙君は返事もせず下を向いた
宗「じゃあな」
宗介は歩いていった
貴「ごめんね、でも、あなた達が凛と泳いだ仲なら私はそれをみてみたい。お互い頑張ろう」
私はそれを言い残し泳ぐ準備を…と前に
貴「宗介、ちょっと岩鳶中の部長に挨拶してくるね」
宗「あぁ、わかった」
私は岩鳶中の部長に挨拶に向かった
貴「桐嶋さん、今日はよろしくお願いします。」
夏「あぁ、君が佐野SCの…」
貴「はい、香澄Aです。あの時はありがとうございました。お陰で助かりました。」
夏「怪我がなくて良かったぜ。今日はよろしく頼む」
貴「はい！」
それぞれ男子のバック バッタ ブレと終わり次はフリー そう、宗介と遙君の勝負
のはずが、あっさり宗介の勝ちで終わった
宗「七瀬！お前なめてんのか？」
「やめろ、宗介」
宗「ちっ」
次は男子のメドレーリレー
結果は最悪 あれが凛と一緒に泳いだ ？笑わせる？
息継ぎもバラバラ、それにやる気のなさがない
そうも思いながら、女子の個人メドレーの準備をしていた
宗「どうだった？あいつら」
貴「最悪ね、息継ぎもなってなかったし、あれが凛と泳いだ人達なの？やっぱり仲間…なんて思っちゃダメなのかな？」
宗「A、、」
貴「考えるのは今やめよ、今は試合、集中しなきゃ
行ってくるね！宗介」
宗「あぁ、」
私は台に立ち、ピストルの合図で飛び込んだ
岩鳶中絶句状態
貴「はぁはぁはぁ」
結果は私の圧勝で終わった
試合は終わり各解散となった
宗「来たぞ」
貴「うん、」
宗「おい、七瀬遙！！」
真「山崎くん？、香澄さん」
宗「なんだ今日の泳ぎは？なめてんのか？」
遙「関係ないやつがごちゃごちゃ言うな」
宗「ふざけんな！」
旭「何だてめぇ！」
貴「ごめんね、2人にさせて…」
旭「//あ、あぁ」
宗「お前、凛が今どんな気持ちで泳いでるか考えたことあるのか？あんな泳ぎで凛が納得すると思ってんのか」
遙「俺は凛を喜ばせるために泳いでいるわけじゃない」
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作者名：ナッツー | 作成日時：2020年10月12日 11時
