男だらけのシェアハウス【H S J】 (ページ3)

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7話ページ3

八乙女side

光「んへへﾆﾔﾆﾔ」

Aちゃんが俺の事…。

でも俺には薮がいるからなぁ笑

伊「光ぅ〜？なぁにﾆﾔﾆﾔしてんの〜？」

光「え、」

俺ニヤついてたんだ。

確かに今頬が緩んでいることが分かった。

光「ﾆﾔﾆﾔしてねぇし!」

伊「うっそだ〜。何かあったの？」

光「別に何もねぇし！！」

伊「ふふ､あ、分かった。あれでしょ、
Aちゃんが光のこと気になってるって言ってたやつ」

光「ふぉあ！？」

伊「あははッ笑なにその声笑｣

あまりにドンピシャすぎてびっくりした。

光「あのさ、その事内緒な？」

伊「ん〜…。分かった。」

伊野ちゃんはすんなりと聞いてくれた。

伊「あ、俺今日大ちゃんと一緒のベッドで寝るんだった。迎えに行かないと♡」

光「毎日一緒に寝てるじゃん笑
隣の部屋Aちゃんだから、あんまり声出すなよ？」

伊「いつもは別々のベッドだし、
てか今日はやらない。光のへんたい〜」

光「うるせぇッ！」

どうせやるくせに…。笑

赤っ恥だわホントに。

〜〜〜
あなたside

あ「ねっむ…」

ベッドに寝転んで､スマホをいじる。

萌々香からLINEが沢山来てる。

【☆萌々香☆
ねぇ、最近どう？
シェアハウスの人達と仲良くなれた？】

全然だよ…。

話したことない人だっているのに…。

心が折れそう。。

そんなことを考えていると、
隣の部屋から声が聞こえてきた。

「んｯ…伊野ちゃん…ちょっと…いたいｯ…」

あ「……え…!?///」

ｶﾞﾁｬｯ

部屋から出て見てみると「有岡､伊野尾の部屋」と書かれているパネルが吊るしてある。

てことは…。

あ「はっ…!?///｣

早足で自分の部屋に入り、顔を抑える。

頬が熱い。

まさかそこまで…。

さっきまで眠かったのにいつの間にか眠気が覚めた。

あ「リビングで水でも飲もうかな…」

リビングに行くと、山田さんがいた。

あ「あ…山田さん。」

山「お前も眠れねぇの？」

あ「まぁ…」

山田さんがじっと見つめてくる。

山「…そういう事ね、隣の部屋ってもしかして伊野ちゃんと大ちゃんの部屋？」

あ「はい…」

山「…あそこの部屋はハズレだな笑」

あ「大ハズレです」

山「ははッ笑」

山田さんがフッと笑った。

すごくかっこよかった。

だなんて本人に言えるわけないけど。