家も職も失ったけど、どうする？ 2 (ページ50)

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LK「本当は今すぐにでも手出したいけど、我慢したげる」

『っ……でも！』

LK「ん？」

『でも………いいの？…付き合ってないのに』

LK「うん」

『リノのものじゃないのに』

LK「これから、俺のものにするからいい」

優しく笑うと私の頭をまたクシャッと撫で部屋を出た

『………なにそれ』

_____

少し大きいリノの服に袖を通す

優しく香るリノの匂いに昨日の事を思い出して
1人恥ずかしくなる

『……あっ！そろそろホントに急がなきゃ！』

ベッドの隅にある携帯を拾い上げ画面を見ると

ヒョンジンヌナ大丈夫?

ヒョンジンリノヒョンと一緒なの?

ヒョンジン無理やり電話切られたけど何もされてない?

ヒョンジン寝ちゃったの…?

ヒョンジン不安だよ…ヌナ

ヒョンジンからの通知が＋20 と表示されていた

『うわ……めちゃくちゃ申し訳ない事してる絶対……』

ヒョンジンに合わせる顔…無いなぁ……

________

全員がエントランスで待ち合わせる

HN「リノヤァ！昨日夜中何してたの！部屋に帰ってきたら居ないし俺寂しかったんだから！」

LK「ごめんごめん、夜散歩行ってたんだよ寝れなくてさ」

FL「散歩かぁいいなぁ俺も行きたかった！」

SM「ヨンボギは早めに寝てたじゃん」

IN「誰よりも先にスヤスヤと」

FL「あちゃ、そうだったっけ笑」

HJ「おはよ〜」

BC「おはよ、眠そうだね」

CB「夜更かししてたんだろどうせ〜！笑」

HJ「まぁそんなとこ笑」

LK「……おはようヒョンジナ」

HJ「あ、リノヒョン………おはよ」

BC「全員…揃ってないか笑」

SM「あとは……」

「わーーー！！遅れるとこだった…！おはよーみんな！！」

BC「おはよ」

走ってエレベーターから降りてきたAをキャッチするように抱きしめるチャニヒョン

『申し訳ない……ぐっすり寝すぎた…』

LK「おひとりだけいい部屋でしたもんね〜」

『やー！！勝手に人の部屋来たクセに何を…あっ』

HN「えぇ！？！？ヌナの部屋行ったの！？」

LK「散歩行ったあとにね、散歩誘おうと思ったら体調優れないって言ってたから」

FL「体調良くなかったの…？大丈夫？」

『あ、うん…寝たらスッキリ！』

CB「てゆうかそれ、リノヒョンの服じゃない？」

『替えの服が無かったから貸してくれてね』