検索窓
今日:26 hit、昨日:17 hit、合計:5,864 hit

第34話 燃え上がる炎 ページ35

蜜「な、ちょ……あっ!」

柚蜜「お姉ちゃん!」


突如と現れた棗は
声をあげようとした蜜柑に突っかかり頭を掴んだ



棗「汚い手でルカを利用して……」

蜜「っう、……っ」



棗「なめたまねしてんじゃねえぞ」

(あの目……凄く真っ赤)

蜜柑は棗の放つ威圧感と眼差しによって
恐怖を感じ固まってしまった


するとルカは急いで

ル「棗やめてっ、俺はなんともないから…言ってたじゃん
この"ゲーム"でアリスを見極めるつもりだって!」


と蜜柑や私達のことも弁明してくれた
しかし、棗の表情と瞳に浮かぶ色は変わらず


棗「…もうこいつらの正体暴くのにいちいち手段を選んでやるつもりはねえよ」


委員長の表情は青ざめるどころか絶望に染まっており
私達も下手に身動きが取れない




蛍「……!」

その時だった
蛍が投げたボールのおかげで煙があたりをつつみ

その隙に蜜柑は棗から逃れ逃げた
私達もお互いに固まろうと走るが


委「蜜柑ちゃん!柚蜜ちゃん!……んあ!」


棗のアリスによって
集まれないように……私達を囲むように炎が現れた


(やばい……っ)


実際にその場に居てみると分かる
棗ただでさえオーラが凄く美形なので怒るとその威圧感は半端なく

圧倒されてしまう……何より炎のアリスの威力は凄まじく囲まれた私たちは煙やその熱さにもやられてしまう


柚蜜・蜜「委員長っ…!」


棗「手段は選ばないと言ったはずだ







とっとと吐けよ……お前らの"アリス"ーー」





〜〜〜〜



同じ頃、見守っていた鳴海達は

鳴「……っ!これは」



急いで柚蜜と蜜柑の元へと向かったーー



〜〜〜〜〜〜〜


蜜「火を止めて!蛍っ…消化器か何か」


柚蜜「お姉ちゃん…無理だよ」

蜜「へ?」


蛍「ええ、だめよ。そいつの火はそんなんじゃ消えないわ」


蜜「…っそんな」

(原作を変えてしまうけど……特に委員長が危ないから仕方ない)

棗「早くしろよ…死ぬぞ、そいーー」


(今だ!)

棗が言いかけた好きに私はテレポートして
委員長そして蛍2人同時に棗の炎から離れた場所へと避難させた


柚蜜「…っ」

蜜「柚蜜…今のって、」


棗「……テレポートか、だが」

柚蜜「…っきゃあ!」


蜜「柚蜜ー!」

ルカ「っ棗!やめて…」


棗「そいつが力をみせて
妹の方ももっと本気を出せば住む話だ










ーー早くしろよ」


(すべて見抜かれてた…どうしよ)





赤い炎はさらに燃え上がる

第35話 爆発?→←第33話 怒り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました! 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております! (5月4日 14時) (レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん!感想ありがとうございます、とても嬉しいです!更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます!お楽しみにお待ちしていただけると幸いです! (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう!上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています!! (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和羅紫 | 作成日時:2023年11月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。