第33話 怒り ページ34
柚蜜「…棗やルカ、2人にしか分からない事もあるだろうから
そんな事言っちゃダメだよ。
お姉ちゃんに悪げないの分かるから謝ろ？私達双子にしか分からないこともあるんだから同じだよ！」
蜜「ルカぴょんごめんなさい、ウチが浅はかだった」
バカみたいに素直な所が私のお姉ちゃんの良いところで魅力だ
(学アリの主人公…蜜柑のそんな姿に惹かれていったんだよね)
蜜柑はそのまま謝った勢いでルカぴょんの服を掴み
精一杯謝って反省してるようだ
ル「ちょ、もういい！俺こそ言い過ぎたごめん、佐倉謝ってくれてありがとう」
2人とも本当に素敵な人だから
ちゃんと落ち着いたみたいで最悪な雰囲気が和らいでいき
あたふたしていた委員長もホッとしたようだ
蛍「もう、それより蜜柑あんたそろそろ自分のアリスについて何か発見した事はないの？
柚蜜はなんとなく分かってるみたいね｣
蜜「あ…て、え！柚蜜もう分かったん？あ、ウチ…｣
蜜柑の顔が青ざめてく
正直私もまだ確信してない自分のアリスはある
(まぁ、それも"全部"この後分かるか)
蛍「……まだ時間はあるんだから、前に進みましょう」
蜜「ほたるぅー！」
その時だった
委「ん……あっ」
委員長の呟きと共に
心地よく風がふいた
そして皆同時に自然と後ろを振り向く
柚蜜「…っ」
(もう……きたのね)
そこには綺麗な黒髪を風になびかせながら
赤い瞳に怒りを込めた 棗 がいた
ル「な…棗！」
圧迫されたこの空間に誰もが声を出せずにいた
棗の表情から読み取れるのは怒りだけだが
(ルカの事が大事だから…凄く心配なんだよね)
棗「……ルカ帰るぞ」
蜜･ル「え？」
棗「ゲームは終わりだ
この女は失格だ…妹の方と一緒にとっとと
学園からででいけ」
ーーーーーーーーーー
今回は棗の登場シーンで個人的にドキドキした展開でも
あるので重点を置いたため短めです！
いよいよ、双子達の"あの"アリスが……
次回もお楽しみに！
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ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました！ 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております！ (5月4日 14時) (
レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん！感想ありがとうございます、とても嬉しいです！更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます！お楽しみにお待ちしていただけると幸いです！ (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう！上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています！！ (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和羅紫 | 作成日時：2023年11月15日 20時
