第32話【力】 ページ33
ル「ジュテーー厶…モナム〜サヴァー！」
ルカの悲しい叫びの後
中等部飼育係の人がピヨを見つけてくれ連れ戻って行った
ル「……」
柚蜜「……」
3人「……」
〜〜〜〜
蜜「ルーカぴょん♡
ほーら森の仲間達が挨拶にきてまちゅよー｣
もはや煽りに煽りまくってるがそのつもりの無い
バカな我が姉はルカファンのうさぎを抱えながら本人に話しかけた
前に進みながらも先程の出来事がとても印象に残ったようだ
蛍「…ルカぴょんなかなか売れ筋好評よ」
蛍なんて金に目がないから早速
先程のルカの写真を大行列の動物達に販売をしている
ル「うるさいなあ先に進むんだろうっ
なっ…ちゃっかり柚蜜も並んで写真買ってる！」
柚蜜「あ、バレちゃったか…てへ」
(リアル推しのチェキが手に入るんだ気づいたら私も動物達と一緒に並んでた)
ル「…っ、たく柚蜜のばか……｣
柚蜜「え？やだ何？可愛い。ちょっと待ってよルカ〜｣
羞恥心や色々に耐えきれず私達4人を置いて
先に行こうと早歩きをしてどんどん進んでいくルカ
蜜「あははー！あんたわざとなんやな、到底ワルにみえへん
何でそんな態度わざととんの？」
(きた！！学アリファンならではの蜜柑の確信的な発言のおかげで
棗とルカ関係の信実を突く匂わせシーン)
ル「……」
〈ぷいっ〉とルカはそっぽを向いてしまった
きっと棗のことを思いながら色んな感情が渦巻いているのだろう
蜜「もしかして、棗グレてるしあんたも足並あわせてるとか？」
ル･柚蜜「…っ」
蜜「わっ図星？なんかそれって
友達ゆうより
手下って感じ｣
柚蜜「ちょ、お姉ちゃんっ！！」
(悪げない純粋無垢が1番タチ悪くなる…っ…)
ル「何も……何も知らないくせして
勝手なこと言うな！！！」
(ルカ……)
ル「棗を悪く言うな
お前なんかに"欲しくもない"【力】を持ってしまった棗の…
棗の気持ちが分かってたまるもんか…」
ルカの表情に
現在を何回も読み返して全部全部知り尽くしてる私は
とても胸が締め付けられた
(苦しい…でも……)
本当に苦しいのは
棗と…同じ赤い瞳を持つ"あの子"だ
だからこそ、大好きで愛してやまない
この世界と人達をーー
私は 私の"おねがい"を叶えるんだ
"かならずーー"
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ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました！ 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております！ (5月4日 14時) (
レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん！感想ありがとうございます、とても嬉しいです！更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます！お楽しみにお待ちしていただけると幸いです！ (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう！上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています！！ (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和羅紫 | 作成日時：2023年11月15日 20時
