検索窓
今日:6 hit、昨日:39 hit、合計:5,883 hit

第27話 仲直り ページ28

〈ドンっ…バキ〉



柚蜜「…っえ?」


ルカの叫び声が聞こえた気がした後すかさず鈍い音がした
目を開ければ倒れてる坊主と馬足手袋を構えてる蛍がいた


(蛍…まさか)



パ「今井さんっ」


蛍「勝手に手出ししないで、このアホとバカ泣かしていいのは私だけだから」

柚蜜・蜜「蛍…」


蛍「これで優等生賞がバアだわꐦ、あんたのせいで…今までなんでしたくもない我慢をしてきたんだか…

あいつが騒ぐ前に職員室で自習してくる」


そう言って蛍は去ろうとしたので私と蜜柑は急いで後を追いかようとしたが勇気が出ず立ち止まる


柚蜜「お姉ちゃん…」



私が蜜柑を呼ぶと大丈夫やと手を繋いでくれた


そのまま私達は委員長に連れてかれジュースを奢ってもら
ったりしてから蛍の寮の部屋へと向かう



〜〜〜〜


ル「…っ」



ルカは切ない顔をしながらネックレスをぎゅっと壊れぬよう大事に握りしめる
罪悪感を感じているような…寂しそうな表情でもあった



棗「…ルカ、そのネックレスやピアス双子の妹の方もつけてたな。お前が話していた大事なやつって」





ル「棗…、俺嫌われてないかな」



棗「大丈夫だろ、お前も助けようとしていたし…お揃いもつけてたんだから信じてやろーぜ」


ル「…っうん!そうだよね、俺柚蜜探してくるよ」


棗「あぁ」






棗は真剣な顔でルカが急いで去っていくのを見つめた



〜〜〜〜



蜜「ほーたーる!なんじゃこのウチと柚蜜のロボットは?!」


蜜柑は私達にそっくりなちょいうざ絡みするロボットに突っかかってた

蛍「本物のあんた達が来てくれたからこのロボットはスクラップにするわ」


と蛍は言いながら蜜柑が突っかかってるロボットの電源をオフにしそのまま片付ける


蜜柑と一緒に少し蛍に近づきながら話しかけた


蜜「何もスクラップにせんくても…でも蛍も寂しかったんやな」

柚蜜「蛍…さっきは助けてくれてありがとう、私のせいで里帰り出来なくてごめんね」


蛍「…大丈夫よ、それに帰れなくなったことはあんた達からうちの両親に謝っといてよね

まぁ、あんた達から会いに来るなんて計算外のことだし…
会いに行く手間が省けた分今回は特別チャラにしといてあげる」


(もう…蛍ったら)



蛍「言っとくけど、お食事券は別で貸しだからね」



柚蜜・蜜「うっ」



(でも、もうどうだっていい!)






私と蜜柑は思いっきり蛍に抱きつく








3人の温もりとこの嬉しさ、幸せを噛み締めながらーー

第28話 見つけた→←第26話 アリスとは



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました! 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております! (5月4日 14時) (レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん!感想ありがとうございます、とても嬉しいです!更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます!お楽しみにお待ちしていただけると幸いです! (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう!上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています!! (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和羅紫 | 作成日時:2023年11月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。