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第19話 アリス学園 ページ20

鳴「ーにしても、ちょっとおイタがすぎるかな〜…棗君っ!」


するとナルは逃げ出そうとしている棗に向かって
岬先生から盗んだであろう急成長した豆を鞭のように投げた







鳴「…天珠♡」






柚蜜・蜜「うわぁっ?!」


鳴「可愛いお顔が台無しな予感…」


その鞭は見事に棗に的中し仮面が外れそのまま落ちた
私は思わず棗の方にかけよる


蜜「…っ、な、なんてこと……て、ちょ柚蜜!」


柚蜜「ねぇ、あなた大丈夫…?」


私の後を追うように蜜柑とナルも棗の方にきた
手を差し伸べようとした所で棗が顔を上げ目が合ってしまう



(…っなんて綺麗な炎の赤色の瞳)



実際に見てみると本当に炎のようで引き込まれてしまいそうな瞳だ
そして、棗がアリスを使おうとした瞬間に


棗「だ…ゔっ」


ナルに手を踏まれ阻止されてしまった


ナル「アリスを使って逃げようとしてもムダ♡
君がアリスを使う前に僕のアリスでまた君にあの醜態を演じてもらうことになるよ♡」


棗「っこの、変態教師」



棗が悔しそうにナルを睨みつけてる
とても痛そうで見てられない



(いくら棗を庇う為たとしても他の方法もあったんじゃないのかな……)


そのままナルは棗に近づき耳元に「ふぅーっ」と息を吹きかけてフェロモンを使ったようだ


棗はガクッと意識を失いナルに抱えられる



(……なんて絵面だ)



隣の蜜柑を見れば大体同じような事を考えてるだろう
とても驚いた変な顔をしていた



鳴「騒がしくてごめんね♡さぁ、そろそろ行こっか」


柚蜜・蜜「…え、?」


ふふっとナルが笑いながら門が開き


鳴「ようこそ、アリス学園へ
佐倉蜜柑ちゃんそして佐倉柚蜜ちゃん♡」


(ここが…あのアリス学園ーー)




〜〜〜〜〜〜〜



?「アリス候補生?」



鳴「はい、学校前で偶然見つけまして」



初「確かですか?鳴海先生」



鳴「10歳の双子の女の子で、多分…僕の勘が正しければーー













大変…貴重なアリスを持つ子たちだと思います」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜




あの後私と蜜柑は客室に案内され

ナルは「入学について上の方に報告してくるね♡」と
棗含めた3人で放置された


岬「おい!鳴海お前またっ…てお前ら鳴海が連れてきたアリス候補生か」


なんと、鳴海先生を追いかけていたであろう岬先生が客室に押しかけてきた


そのまま蜜柑に捕まった岬先生は丁寧にアリスやこの学園について説明してくれた











そして、棗のことについてもーー

第20話 再会→←第18話 黒猫



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ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました! 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております! (5月4日 14時) (レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん!感想ありがとうございます、とても嬉しいです!更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます!お楽しみにお待ちしていただけると幸いです! (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう!上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています!! (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和羅紫 | 作成日時:2023年11月15日 20時

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