第18話 黒猫 ページ19
蜜「違うんですかー？」
鳴「んー、ちょっと違うかな」
(いや、ちょっとなの)
蜜「え！でもピアスとか指輪とか…」
鳴「あー、これは違ってねｰｰ♡」
目線を感じ、蜜柑とナルが会話してるのを無視し
目線の感じる方へ目を向けるとそこには大きな木が立っており枝に人影が見える
(え？)
蜜「んで、うちの双子の妹の柚蜜や！」
鳴「そうんなだね！そいや、2人ともさっき何か感じたりしなかった？」
ナルの声で我に返り話を聞けば
柚蜜･蜜「ん？」
鳴(あっれー、確かにアリスを使ったはずなんだけどなぁ)
そこで私はあることに気づく
そういえば、私はナルのフェロモンにやられてないということだ…1つ考えられることといえば
(私も、蜜柑やお父さんと同じ…無効化？)
私も無効化のアリスを持っていることになるｰｰ
私は棒立ちで考え事をし蜜柑はお土産を漁っていた
何かを思いついたのかナルが突然
鳴「友達と面会ってのは無理だけど…この学園に入るならありえるかもね」
柚蜜･蜜「んぇ？！ぜひ試験受けさせてください！」
鳴「じゃあ、入る？…僕がいれさせてあげるよ」
蜜「でも！うちら天才やない」
(…さりげなく一緒に貶された)
鳴「あー、誤解だよそれ。アリスは正確に言うと天才でなく天賦の才能が本当の意味！
この学校はそれぞれの個性的な天賦の才能の持ち主が集まった究極の一芸入学の学校ってことかな♡」
柚蜜「私たちにもその天賦の才能があるってこと？」
鳴「may of course ♡、かく言う僕にもね」
蜜「え！どんなどんな？！」
鳴「えぇ、そんな期待されると言いにくなぁ〜♡」
そんなばか蜜柑とナルがきゃきゃうふふしているのを
ただじーっと呆れながら見ていたその時だった
{ｯﾋｭ…ドォーンッ！！！｝
柚蜜「……っ」
凄まじい爆発音がなり、なんと門の壁が破壊されていた
(これはまさに……)
鳴「はぁ、やっぱりあの脱走情報は本当だったか…見張っといてよかったぁ」
蜜「何事や」
鳴「見てごらん2人とも」
(本物だ、夢じゃないっ)
鳴「あれが最年少にして
学園トップクラスの天才少年ーー」
(日向棗……)
鳴「彼のアリスは炎だ」
(学園アリスのメイン登場人物でヒーロー)
知っていくほど惹かれてもう抜け出せなくなる
黒猫の彼がそこにいたーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ご拝読頂きありがとうございます
評価や感想、いいねもして頂けると大変励みになり嬉しいです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました！ 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております！ (5月4日 14時) (
レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん！感想ありがとうございます、とても嬉しいです！更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます！お楽しみにお待ちしていただけると幸いです！ (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう！上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています！！ (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和羅紫 | 作成日時：2023年11月15日 20時
