第15話 動き出す繋がり ページ16
しぶしぶ別れを受け入れるしかなかった私と蜜柑
蛍は私達の頭を撫でてくれながら冬休みには帰ってくるし手紙も出してくれると言ってくれたが
爺「しかし、9ヶ月に１回手紙1通だけとは面倒くさがりの蛍ちゃんらしいのぉ」
その言葉に私と蜜柑は落ち込む
(私は結末まで皆のこと見てたから分かってたいけど…)
柚蜜･蜜「…はぁ」
そんなある日、教室で蜜柑と落ち込んでたら
友人達が蛍の話をしている内容が聞こえてきた
アリスは天然記念物のようなもの
監獄のようで親にも会えないらしい等
隣の蜜柑はそれを聞いてもっと項垂れている
(はぁ…間違っては無いけどね)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その日の放課後
私たち双子は悲しみの会を開いてた
蜜「蛍はうちらの宇宙1番の大親友やのに！！」
悔しそうに泣きながら言う蜜柑
私も同じ気持ちで何よりこうなること分かってたのに呑気にし過ぎてた自分を責めてしまう
ふと、話し声が廊下から聞こえ行ってみると
蛍ママと校長先生がいた
蛍は不器用だからこの形でだが大好きな人達に感謝したかったｰｰいずれ行くしかなかったなど、私達の想像を絶するものだった
私と蜜柑は我慢できず2人の方に向かって泣き叫んでしまう
蛍マ「ちがうのよ…学園が悪いの」
蛍ママも泣いていた
自分の娘と息子がそばを離れたから当たり前だろう
(それに…本当にその通りね。すべて学園が…)
でも
柚蜜･蜜「友達なのに…1番大好きで一緒いたのに！！なんでや…っ」
私たちにはあまりにも辛すぎた
お家に帰って、じーちゃんは察したのだろう夕飯と風呂の後は2人きりにしてそっとしておいてくれた
(蛍…っ)
蜜「なぁ…柚蜜」
柚蜜「なぁに、お姉ちゃん」
蜜「うちら、蛍に会いに行かへん？」
柚蜜「……えっ？」
ル「棗っ……どうしたの」
棗「……べつに、なんでもねーよ」
ルカはそのまま、棗の隣に腰をおろし
2人で夜空の星をみる
ル「……綺麗だね」
棗「あぁ」
棗(なにか…起こる気がする)
2人とも予想はしなかっただろう
この学園に新たに嵐の風を吹き込み
みんなを笑顔にさせる
眩しい太陽が2つ
今動き出そうとしていることに
繋がりが結びついてくーー
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ルウ(プロフ) - この作品大好きになりました！ 「魅惑の花【イケメン源氏伝】」も更新お待ちしております！ (5月4日 14時) (
レス) id: d8e14f5f2b (このIDを非表示/違反報告)
和羅紫(プロフ) - ルイちゃんさん» ルイちゃんさん！感想ありがとうございます、とても嬉しいです！更新頻度が不定期で遅めですが、より楽しんでもらえるようにもっと投稿頑張っていきます！お楽しみにお待ちしていただけると幸いです！ (1月17日 4時) (レス) id: f19e71f4da (このIDを非表示/違反報告)
ルイちゃん(プロフ) - なんでしょう！上手には伝えられませんが、本当に続きが読みたくなる小説でまだまだかなと勝手ながら待たせて頂いています！！ (1月16日 7時) (レス) @page30 id: b56b63a5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和羅紫 | 作成日時：2023年11月15日 20時
