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Side Urata
「焼肉とか来るの、結構久しぶりやない？」
「牛タン頼も！！牛タン！」
「牛タンは逃げへんから落ちつけ」
数日前に会ったばかりの三人は、特に変わった様子もなく元気そうだ。
最近少し違和感を感じていたセンラも別に変なところはない……多分。
一応センラは注意深く見てみることにするが、俺だけセンラの事を気にして焼肉を食べるというのも何か嫌だな。
「うらたん何頼む？」
『…ん？ああ、うん、えーとー…俺も牛タンでいいや』
「お前もかい」
ぱっとメニューから顔を上げて俺と目を合わせたセンラに焦って、思わず坂田と同じ牛タンを頼んでしまった。
というか……うん、いつも通りだ。こうやって周りに気を配って俺にも頼みたい物を聞いてくれる所とか。さすがうちのセンラ…って違う違う違う。
俺は隣のまーしぃから回ってきたメニューを見るフリをしながら、坂田と談笑しているセンラを盗み見た。
「…ん？どしたん？」
『ヒェッ……いやなんでもないです……』
いや監視するの下手くそか！！！
こうも何度も目が合ってしまうと流石に怪しまれるかもしれない。
…いやまあセンラの事だから何も無いとは思うけど！
助けを求めるようにまずは坂田に視線をチラチラと寄越すと、彼はすぐに気づいたようで、よく分からないグッと親指を立てるポーズを向けた。……なに？
「そういえばなんやけどさあ」
「んー？」
「センラいつもカバンにつけてるやつあるやん」
「え、なんやっけそれ」
「だからぁ、あの」
俺は咄嗟に向かいに座っている坂田の足をテーブルの下で踏んずけた。
こいつ、鍵のこと聞くつもりか？？バカなのか？？？もしあれがヤバい用途に使ってたらどうすんだよ。てかあれよく考えたら完全に訳ありだろ。
「痛！！え、なに！？」
『そんな事よりさあ、センラ最近どう？？』
「ちょっとまって、もしかしなくても今のうらさんだよね？？？」
ぎゃあぎゃあと騒いでいる坂田を他所にそう聞けば、彼は「えー？」と首を傾げた。
「え、最近？」
『そう、なんかあるだろ。例えばさあ…』
「あ、あの養ってる子の事とか？」
俺はまーしぃの上手すぎる話の切り出し方に思わず拍手をしたくなった。
優秀すぎる、何も言っていないのに。
センラは少し黙った後、「ああ」と声を上げる。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年3月17日 0時) (
レス) @page14 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
美麗 - 100票目もらいました！wこの話めっちゃ好きですwあ、押した星は一番右ですよ？めっちゃ更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年3月18日 19時) (レス) id: 898ecf2a8e (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる先生。 - この作品はヤバい。面白すぎる。センラさんが少し病み気味なのバチくそ好きですね(hshs)私はログインできないのでお気に入りは出来ませんが…一番右のお星様は押します！更新頑張ってください！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 1f53132dc8 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(名前募集中)(プロフ) - 早くみたすぎる。ニヤニヤしておきます (2020年10月27日 17時) (レス) id: 71be53c310 (このIDを非表示/違反報告)
*茉莉花*@かばやき(プロフ) - 続きが気になります*^^*お気に入り失礼しますね〜 (2020年10月25日 9時) (レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)
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