【男主】面倒事はごめんです。【天月】 (ページ7)

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カランカラン

喫茶店のドアベルが音お決まりのを立てる

こてこてのアンティーク調な喫茶店で嫌いじゃない雰囲気だ

愛斗は店員と二三言葉を交わし、「向こうだって」と店内の奥の方を指さした

『はぁ、』

「ここまで来たら腹くくろうよ！」

確かにいつまでもうだうだしていても意味が無いし、相手にも失礼だ、めんどくさいが今回だけは仕方がない、

さっき愛斗が指さした方を見る。

こちらに顔を向けて座っているのは茶髪の爽やかイケメン

もうひとりは顔は見えないがふわふわした黒髪だ

どちらもどこかで見たことがあるような、、、

そんなことを考えているうちに爽やかイケメンがこちらに気づいたようだ。

こっちこっちと手を振っている

１つ息を深く吐き深呼吸をする。

人と掛かるのがどうこうという前に、コミュ障なオレは初対面の人が苦手なのである。

「お久しぶりです！元気にしてましたか？」

「うん元気元気！本当に久しぶりだね」

「あ、そうだ」

爽やかイケメンと話していた愛斗が急にくるりと振り返る

「彼が噂ののえるです！」

急なフリに驚きそうたが、愛斗なのでよくあることなのだ、慣れた

『初めまして、のえるです。今回はお誘い有り難うございます。よろしくお願いします。』

自分でも硬すぎると思う。本当に。

「ご丁寧にどうも、僕は伊東歌詞太郎というものです。よろしくお願いします。」

『伊東歌詞太郎さん！お会い出来てうれしいです！』

どこかで見たことあると思ったら、

ライブでしか顔出ししてないからピンと来なかったのか、

これはCOFファン失格だ、、、

「ふふふ、ありがとう。僕も会えて嬉しいよ」

微笑んだお顔が眩しいです歌詞太郎さん。

「それで、そっちに座ってるのが」

歌詞太郎さんの向かい側の方に目を向けると、その人とパチリと目が合った

『え、』

それは割と最近出会った彼、

「天月くんだよ」

まさかのパターンに動揺を隠せない

いやだって、二度もプライベートで天月さんに会えるだなんて、え、もしかして夢かな、

しかも、固まっているオレを見て愛斗はニヤニヤしている。腹立つ。

さて、どうしようか、、、

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亀更新すみません、

歌詞太郎さんの口調とか一人称がいまいち分かっていないのでコメントなどで教えていただけたら嬉しいです。