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『ふぅ、』
あの後、びしょ濡れのランニングマンを1Rの自宅に連れ帰り風呂に押し込んだ。
大学生なのだから狭いのはしかたがない。
着替えは身長もさほど変わらなかったのでオレのものでも大丈夫だろう。
下着は近くのコンビニで買ってきたので問題ない。
しかし、それにしても、似すぎではないだろうか。
でも本人なわけ、、、
聞いてもし間違いだったら失礼なので聞くに聞けない。
どうしたものか、
はぁぁぁ、と長くため息をつきながらテーブルの上の”あの人”のCDに目をやる。
もう考えてもしかだかないので、夕飯を作ろう、そうしよう。
他のことをしていれば考えなくてすむ、と思い晩ごはんの準備をしていると、後ろでガチャリと音がした。
「あ、お風呂ありがとうございました」
『いえいえ気にしないでください、着てたもの洗濯機に入れておいて頂いてもいいですか?』
「いやそんな、洗濯とか大丈夫ですよ」
『いいですから、入れておいてくださいね』
すごく遠慮しいなランニングマンさんはしぶしぶといった様子で着てたものを洗濯機に入れてくれた。
今は、ソファでテレビを見ながら夕飯ができるのを待っている。
手伝うといってくれたがすぐにできあがりそうだったので丁重にお断りした。
料理がほぼできあがったのでチラッとソファの方を見ると、
『あ、、、』
自分のおかした失敗に思わず声が漏れてしまった。
今彼が座っているソファとテレビの間には、テーブルがあるのだ。
そう、”あの人”のCDが置いてあるテーブルが、、
しかも、CDを見て固まっている。
『やらかした、、、』
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皆さんもう夏休みは終わりましたか?
私は教習が詰まっていてやばいです(´^ω^`)
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作者名:浅葱 | 作成日時:2015年8月28日 19時