[BTS] 愛 し て る に 嘘 は な い [男主]

× JUNGKOOK ページ18

元 NeeD の 埜々 です 。これからはこちらの垢で更新していきます ！ 攻め主多めの稀に受け主という形でやっていきます( ¨̮ )♡


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『 俺 、お前の素っ気ないところ嫌い 』


突然兄さんに言われたその言葉は僕にするすると入っていって 、じわじわと鼻先を熱くしていった 。


『 は 、なに泣いてんの 、 』

「 きらい 、って 、いわないで … っ ！ 」


兄さんに嫌われたら僕はどうやって生きていけばいいんだ 。兄さんが僕の全てなのに 。

素っ気ないところ 、なんて言われたって自分じゃ分かりゃしない 。別に普段通り接しているだけ … 普段通りがいけないの ？


『 そう言われたってお前 … 』

「 でもぼくっ 、どうしたら良いか分かんないもん … っ 、ふぇ 、んぅ 、っ … 」

『 俺に甘えてってことなんだけど 』

「 あまえる … ？ 」

『 お前の可愛いところ 、もっと見せて 』


かわいいところって 、そんなの分かんないじゃん 。ただきっと愛嬌しろって訳じゃないのは分かるから 、ただただ考えていれば兄さんがくすりと笑った 。


『 例えば 、俺に好かれたいがためにそうやって簡単なことで悩んでるとことか 、さっきみたいに泣いてたとことかね 』

「 え 、分かんない … あ 」


良いこと思いついた 。恥ずかしいけど 、兄さんが好きって 、可愛いって思ってくれるなら …

兄さんにぎゅう 、と抱き着いて下から上目で見つめる 。


「 にーさんすき 。ぎゅってして よしよししてから いっぱいちゅうして … ？ 」


なるべくたどたどしく 、イメージするなら赤ちゃんだ 。赤ちゃんっぽく言ってみれば 、兄さんの頬が徐々に赤く染まりあがっていく 。


『 くそ可愛いな … 俺も好き 』


このあと 、キスとかだけじゃ済まなくなったのはまた別のお話 。


＊


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