【wrwrd】仮面の宿で会いましょう。 (ページ6)

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いない彼。ページ6

ゾムside

コネシマがいったであろう部屋のある方へ向かう。
部屋の数は割と少なくて、部活動の合宿でもあったらすぐ埋まってしまうだろう。

ロボロ｢見失ったな…。どうする？｣

ゾム｢全部の部屋開けて探すしかないやろ。｣

ロボロ｢そやな。｣

二手に別れ部屋を探し始める。
けれど、コネシマは見当たらない。

ロボロ｢…なんでおらんのや。コネシマの歩いてった方にはココしかないはずや。｣

ゾム｢…あの部屋、なんや？｣

ロボロ｢え？｣

廊下の突き当たりの壁に絶対に無いはずの部屋があった。ほかの扉は茶色の扉に対してその部屋の扉は彼の色、紫色だった

ゾム｢…いくか？｣

ロボロ｢…それしかないやろ｣

怪しいと思いながらも、紫の扉の部屋へ…。

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誰もいなくなった玄関ホール。
そこにお面を付けた3人の中学生くらいの身長の男の子が立っていた

たぬき《なぁ…本当にこれで良かったんか？》

？？《それがアイツの望んだことだ…》

？？《…僕は、シャオちゃん達助けたい。…彼が間違ってるとは思わへんよ？でも…》

[…何してるすか、3人とも。]

突然、何も無い場所からもう1人少年が現れる。
頭は血で濡れ、右腕は少し取れかけている

たぬき《ショッピくん。》

[…やっとコネシマさん達を呼べたんです。ちゃんとしてくださいよ。]

それだけ言うと、後から来た少年は煙を纏い消えた
それに続くように3人の少年もどこかへ消えていった