48話 過去なんて忘れたいよ！！！！ ページ50
シノ視点
ナズナへの虐めは最終的には色んなメイドがナズナに失敗を押し付けたり、ナズナに虐められた等と言って信頼を落とした。
其の時に声をあげようとしたけどナズナに止められたんだ。無視してでも声をあげれば良かったと思った。それからは声を掛けようにも避けられて僕は死んでしまった。ナズナよりも先に。結局最後まで役に立てないままだったんだな。
＿＿＿ナズナはHCUに入院する事になった。なので1回帰って荷物を纏めてきた。そして持っていきナズナのベットのすぐ側の椅子に腰をかけた。モニター(心拍数とか表示されるやつ)無機質な音が耳を支配する。その音に嫌気が差してスマホとヘッドフォンを繋いで音楽を流した。
もうすっかり暗くなり夜の9時になっていた。もう面会終了の時間なので明日来よう＿＿
ナズナに一言「おやすみ」と言って部屋から出ていった。
電車に乗って最寄り駅まで特に何も考えず夜景を眺める。そして気付いたら降りる駅の前まで来てた。
アナウンス「次は○○駅〜、○○駅〜、お降りの際は足元にお気をつけください〜」
電車から降り、コンビニによっていく。小腹が減ったのでプリンを買っていった。夜食は体に悪いが、夜ごはんを全く食べてないので別にいいだろう。
この時間に歩いて帰るのも気が引けるのでタクシーを呼んで家まで帰っていった。
家に帰るとナズナ以外の全員が居て「おかえり」と返してくれる。何時もより声のトーンが低いが仕方が無いだろう。僕は「ただいまー！」と返した。
kt「ご飯食べる？」
シノ「今日疲れたからもう寝るから大丈夫。ありがとう！おやすみ〜」
部屋に戻ってプリンを机の上に放置したままベットに飛び込んだ。
＿＿＿話は少しずつ動き始めています。次の物語へ＿＿＿＿
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