SLHと恋しませんか？【短編集】

『涙もろい』：KARASU ページ41

Kside
Aと付き合って1年弱。お互い映画好きがきっかけで仲良くなった

友達の頃からよく2人で映画観に行ってて
隣で思いっきり笑って泣いて怖がるAを見て可愛いなって思っていつしかそれを見るのもAと映画を観に行く時の楽しみの一つになってたw

そしてAはめちゃくちゃ涙もろいw
ア〇雪でも泣いてた
確かにいい話だったけど終わったあと隣で涙流してんのは流石にびっくりw


「……くん……かぁくん……かぁくん！」

K「ん？」

「ポップコーン何味が良いって聞いてんじゃん！」

K「Aの好きなのでいいよw」

「ぼーっとしてぇ。何笑ってるのさぁ。じゃあシュガー！」

K「ソルトな。」

「え」

頭をチョップしてポップコーンを受け取る

K「ティッシュ足りる？」

今日は初めて感動系を2人で観る

「ハンカチ持ってきた！」

ドヤ顔でハンカチを出すA






観終わって横を見るとハンカチで目を抑えたまま動かないA

K「やばい？w」

「やばい」

K「とりあえず行こ」

映画館を出たら

「ちょっとお手洗い行ってくるね！」

K「ずっと顔下向いてるけど大丈夫？」

「泣きすぎてメイク多分崩れてると思うから直したくて！」

K「なるほどw行っておいで」

「ありがとう！」

待っているとちょこまか走ってくるA

「ごめん！」

K「そんなに急がなくてもよかったのにw」

「ありがとう〜」

K「行こっか」

一緒にご飯を食べて帰り道

家までAを送る
小学校が実は一緒で家はそんなに遠くない

「送ってくれてありがと。じゃ。」

K「ちょっと待った！」

「え！なに！」

K「後ろ向いて！目閉じて！」

「え？なんでー？こわっ」

後ろを向いたAにネックレスを掛ける

K「目開けてこっち向いていいよ」

「ね！これ！可愛い！」

K「でしょ？俺センス良い〜。特に記念日とかじゃないけどさ見つけた時絶対似合う！って思って」

「ありがとう〜せっかくメイク直したのにまた泣かされた〜」

K「ティッシュ。A用に持ってきた」

「イケメン！」



次の日の学校で

「ね！見て！今日付けてきたんだ！バレたら困るから内緒だよ！」

って俺に教えてくれる可愛いA



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R「カラスさ、Aにネックレスあげたんだって？内緒ねって自慢して来たよw」

Y「俺にも」

S「俺にも」

K「俺にもだわ。内緒……とは？」

「嬉しくてつい………」

アクセサリー好きも俺らの共通趣味だもんな

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