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俺が洗面所から帰ってくると
テーブルの上、左右対称になるように置かれた
ご飯と味噌汁と目玉焼き。
テーブルの真ん中には
サラダが置かれていた。
｢さっ、食べよ。｣
｢うん。｣
『いただきます』
味噌汁の味は
俺がいつも飲んでいた
お母さんの味噌汁とは違った
優しさと温かさがある。
味噌の風味と出汁が
お互い良さを引き出し合って
何だか、ほっとする。
｢なあ、翔太｣
｢んー？｣
おわんを傾け
味噌汁を味わっていた時
涼太が俺を呼んだので
目だけで彼を見た。
｢俺と結婚して？｣
｢んぇ！？｣
驚きで気管に入りかけた味噌汁を拒否するように
俺は咳き込んだ。
｢え？何、どうしたの？？
今日なんかあったっけ？｣
2人の記念日でもなく
普通の日である今日。
｢何にもないから、今日を
『結婚記念日』にしたいなーって｣
｢涼太らしいな(笑)｣
涼太は数枚ティッシュを取って
俺に渡す。
口元を拭い
ありがとう
と小さく呟くと
｢で、返事は？｣
彼が不安そうに聞くので
｢俺が振ると思う？
もちろん、YESだよ。
こんな俺と、結婚してください。｣
何でもない日が、記念日になった。
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意外とすんなりかけた、だてなべ
リクエストありがとうございました。
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たん(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございました。とても良かったです。これからも見させて頂きます！ (2019年5月13日 0時) (
レス) id: ace24bdd32 (このIDを非表示/違反報告)
すのすとｻﾝ(プロフ) - すたっこさん» 良かったです！これからも頑張ってください!!そしてまたリクエストさせていただきます！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 6529025ac0 (このIDを非表示/違反報告)
すたっこ(プロフ) - フルーツさん» リクエストありがとうございました！移行先で書かせていただきました！時間があるときにでも見てください！！ (2019年5月12日 21時) (レス) id: b3cfcf69f2 (このIDを非表示/違反報告)
すたっこ(プロフ) - ぴーたんさん» リクエストありがとうございました！移行先で書かせていただきました！良ければ、是非見てください！ (2019年5月12日 21時) (レス) id: b3cfcf69f2 (このIDを非表示/違反報告)
すたっこ(プロフ) - あやさん» 良かったです！これからもよろしくお願いします！ (2019年5月12日 21時) (レス) id: b3cfcf69f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すたっこ
| 作成日時：2019年5月6日 17時
