【A3!】満開に咲こうね (ページ3)

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3話ページ3

すぐさまAちゃんの寮に行き、幸いにも息があったため救急車を呼んで今、私は病院にいる。

｢傷は残ると思いますが、命に別状はありません。｣

そう医師から聞いて内心ホっとした。

昨夜訪れた部屋は血塗れで、背中を数箇所も刺されていたから、もう手遅れだと思ってた。

近くには茶封筒が落ちており、中身はAちゃんの写真が大量に入っていたため、警察はストーカーによるのもと見て調べを進めているらしい。

こんなことをされていて、怖かっただろうな…

まだ犯人は捕まっていないし、Aちゃんの両親共に仕事が忙しくて日本に帰れるのが半年以上先になりそうだと伝えられた。

親戚も遠いし、半年ほどお世話してあげたいと団員に伝えたところみんな快く了承してくれたからよかった。

そうして毎日お見舞いに行き、傷もだいぶ塞がってきたので、Aちゃんは今日で退院する。

『お姉ちゃん…助けてくれてありがとう！これからしばらくお世話になるね！』

こうしてしばらくAちゃんをMANKAIカンパニーで預かることになったのでした。