この28歳児め【五条悟】

10話 ページ11

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____________8年前









あの子....私の親友のレイラが死んだのは私のミスだ




私のせいだ









『レイラ！』




「.......A」







なんとか呪いを祓った後

血だらけで横たわる彼女に駆け寄る








『ひどいケガ...


　私のせいだ、ごめんレイラ
　すぐ硝子先輩のところに、、』




「いいのA、私はもう無理

　いいから聞いて」





そんなことない、という言葉を遮るように彼女は息も絶え絶え話し始める









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『領域展開 雲消霧散』






もともと短気な私は呪力のコントロールが苦手だった


感情が昂ると呪力の気配が消せなくなる


今回の呪霊との戦いではそれが命取りとなっていた



かなりのダメージを負わされたレイラを見て呪霊に怒りが溢れてしまった







そんな中で無理にした領域展開







私の領域では相手の術式、呪力が全て使えなくなる

呪霊だけを入れるはずが、その中にレイラを入れてしまったのだ



つまり彼女も無条件に術式が使えなくなる




それを見た相手が体術でもうボロボロの彼女に迫った


さらに誤算だったのが相手は別に呪具を持っていた









その呪具は弱っている彼女に突き刺さった









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