なないろ〜∞・green

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横山side

医「どうぞおかけください」

横「ありがとうございます」

医「それで、今現在の大倉さんの状態について
なんですが」

横「はい」

医「幸い命に別状はありません
しかし……」

横「しかしなんですか？」

医「大変申しあげにくいのですが
大倉さんは事故の際腰を強く打ってまして
下半身不髄かと思われます」

横「そんな…手術とかでなんとかならへんの
ですか？」

医「残念ながら大倉さんの足は再起不能な状態でして手術することはできません」

横「そうですか…」

そのあと診察室から出てきた俺に気づいたのか
ヒナたちが駆け寄ってきた

村「ヨコ、先生なんやって？」

横「………」

村「ヨコ？」

横「大倉なもう二度と自分の足で歩けないんやって」

渋「嘘やろ…？なぁ、嘘って言えよ！！」

村「ちょっ、すばる落ち着けって」

渋「わりぃ」

丸「とりあえず今はたっちょんが目を覚ますのを待ちましょ」

渋「せやな」

その日はずっと大倉が目を覚ますのを待っていた

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