三百七十二通目 ページ23
一瞬で、店内は静まり返る
振り返らずとも、皆々の視線がAに注がれていることは明確だった
それでも彼女は臆することなく
脅すような声音ですらない、日常会話のようにことをすすめる
「嬢ちゃん、おままごとかい？にしてはちょっと失礼なんじゃあないかな」
「嬢ちゃんじゃありませんレディです。御託はいいんですよ。だってこの店以外にありえませんので」
兄さんとAが検問に止められた際
検問の男はポーション──正体不明な【液体】を麻薬であると言った
通常そのような危険物に類されるような物は、【粉】【葉】等固形物であることが多い
しかし検問は、液体を麻薬であると見てA達を拘束したのだ
それはつまり、今件で示される麻薬は【液体】の部類であると見て調査をされているということ
実際に、麻薬所持で捉えられた者が複数いるということは、液状物であると確定しているという意味である
だがしかし、それの販売元は不明
所持犯に共通することは【大人の男】であるということのみだ
住まいや身分、職柄等が様々な男達が、同じように薬を摂取していた
そこらから派生する共通点は何か、と考えたとき
つながるのはこの居酒屋のみだ
昼間から賑わう程の大人の男の数
よくよく考えれば異常だ
働き手である男たちが、揃いも揃ってこのような場所でたむろしているのだから
【繁盛している居酒屋】【人の出入りが多い】等、表社会での良い噂が溢れていれば、疑いの眼が向けられることは少ない
きっと検問等が示した液状の薬というのは、アルコールのことだろう
この店は、アルコールに脱法薬を混ぜて販売している
それが、この事件の考えられる──確実な真相であると
「そう、私は思っているんですけど……どうでしょうか？」
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萌木 - もしかしたら意図的で、この先の話を読んでいないのでそんなに偉そうに言えないですし、このコメントが届いているのかもわからないですけど、 三百七十六通目の最後、兄さんはヴィルヘルミナの名前しか知らない筈です。 ご確認お願い致します。 長文失礼致しました (2022年7月8日 17時) (
レス) @page27 id: 7b477ee6df (このIDを非表示/違反報告)
bh(プロフ) - 心の中で盛り上がってまいりましたと踊っています。主人公がうっに再会できること心より楽しみにしております。 (2020年1月22日 23時) (レス) id: 204dfe46bb (このIDを非表示/違反報告)
歌い手総推し！&外資系と書記長寄りの箱推し！ - とうとう運命の瞬間が…！niさんと夢主ちゃんはどのような反応をするのか…楽しみに待っています！ (2020年1月22日 13時) (レス) id: 6e4f801f19 (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - 茶葉さん» （コメントの検索避けありがとうございます）二人の関係がどう動くのか……夢主の運命は……どうぞ楽しみにお待ちください (2020年1月21日 20時) (レス) id: 88ea3ab685 (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - しゅがーさん» そろそろ�修砲眛�りますし、物語は展開を続け……この質問が一体どうなってしまうのか、ご期待しつつお待ちくださいな (2020年1月21日 20時) (レス) id: 88ea3ab685 (このIDを非表示/違反報告)
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