三百六十六通目 ページ17
「本当に申し訳ありません……恩人に、こんな真似を」
Aは市長室のソファに座らされ、紅茶を振る舞われていた
やはり応接用とあってか、高そうな黒革のソファは腰を掛けるだけで沈みこむ
彼女が淹れる紅茶はやはり絶品だった
芳しい香りが鼻をつく
「もしも大事があったら……！申し訳ない限りです」
「嗚呼いえ別に、大丈夫ですよ。もしなにかあったら、まぁそのときは……実力行使、でしたけれども」
言いながらAは、長手袋を外してその下の鏢を見せた
「さすがです……ご心配は無用の長物でしたね」
ほうと笑う彼女
──何気に、アルマがこのように自然に笑う姿は、見たことがないかもしれない
彼女はいつも厳粛で、規律と守り皆の模範となっていた
どちらかといえば、怖いというイメージが強かったような気がする
でも今はどうだろうか
確かに先程は少し怒っていたが、皆々彼女を心の底から信頼していて、救世主として認識をされているぐらいではないか
言葉遣いや話口調も、どことなくマイルドに緩和されているような気がする
そんな彼女の姿を見てAはただ、平和にやって行けているのだなと、ふと思った
まぁ彼女はもとより仕事のできる人だから、不安は無用だろうけれども
それにしても、新生市長として働き始めたのは一年半程前のことらしいが
それだとつまり、我々国を旅だって直ぐにこの街の悪状況を改善したということになるのでは？
──最早、仕事ができるの領域を越している気がしてしまう
ほとほと彼女には驚かされるなと、思ったのと同時に
未だにAは目上の者として扱われるのかと、苦笑いを溢してしまった
古い友人のように接してくれれば、それで良いというのに
Aはもう、幹部ではないのだから
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萌木 - もしかしたら意図的で、この先の話を読んでいないのでそんなに偉そうに言えないですし、このコメントが届いているのかもわからないですけど、 三百七十六通目の最後、兄さんはヴィルヘルミナの名前しか知らない筈です。 ご確認お願い致します。 長文失礼致しました (2022年7月8日 17時) (
レス) @page27 id: 7b477ee6df (このIDを非表示/違反報告)
bh(プロフ) - 心の中で盛り上がってまいりましたと踊っています。主人公がうっに再会できること心より楽しみにしております。 (2020年1月22日 23時) (レス) id: 204dfe46bb (このIDを非表示/違反報告)
歌い手総推し！&外資系と書記長寄りの箱推し！ - とうとう運命の瞬間が…！niさんと夢主ちゃんはどのような反応をするのか…楽しみに待っています！ (2020年1月22日 13時) (レス) id: 6e4f801f19 (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - 茶葉さん» （コメントの検索避けありがとうございます）二人の関係がどう動くのか……夢主の運命は……どうぞ楽しみにお待ちください (2020年1月21日 20時) (レス) id: 88ea3ab685 (このIDを非表示/違反報告)
みたら士(プロフ) - しゅがーさん» そろそろ�修砲眛�りますし、物語は展開を続け……この質問が一体どうなってしまうのか、ご期待しつつお待ちくださいな (2020年1月21日 20時) (レス) id: 88ea3ab685 (このIDを非表示/違反報告)
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