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「ヴえぇっ!!…西木野真姫よ…担当はにこちゃんとエリーと同じで新人のプロデュースなどが主ね。…よろしく…」

星空さんに急にタッチされたのを驚き特徴的な声を出した西木野真姫と言う彼女は肩までの赤髪を指でくるくると弄りながらチラチラとこちらを見て終わると"フンッ"と小さく言って次の人にタッチした。

「はいはーい!!…にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♡笑顔を届ける矢澤にこにこ♡」

赤いリボンでお下げのように髪を二つに分けている矢澤にこと言う女性は、勢いよく腕を動かしながら自己紹介(?)をしてくれた。すごい人だなぁ、と俺は強く思った。チラリと絢瀬さの方を見ると困ったような顔をした後に"ごめんね"と口パクで俺に言ってきたので一応うなづき返した。

「じゃあ次はウチやね」

最後の一人になった。髪をサイドでシュシュで結んでいる素晴らしい体型の絢瀬さんとは違うタイプのお姉さんタイプの人だ。

「ウチは東條希。担当は海未ちゃんと凛ちゃんと同じで新人採取やで。…あと、うちの占いはよく当たるんよ?困った事あったら言うてな、ウチのスピリチュアルパワーを貴方に注入してあげるよ♡」

と、中指と人指の間にタロットカードのようなものを挟んでウインクをしてくれた。再び顔が熱くなるのがわかった。こんな事で顔を赤くするなんて俺もまだまだだな。

「じゃあ、さっきも言った通り。私は絢瀬絵理。担当はにこと、真姫と同じよ。次はあなたの番よ」

絢瀬さんは、簡単に自己紹介を終わらせると俺に自己紹介するように言ってきた。まぁ、そうだよな。

「えぇーと、本社から配属されて今日からここでお世話になるAAです。本社での担当は主に広告関係をしていました。よろしくおねがいします」

9人の美女が一斉に俺を見る。こんな状況今までなかったので目線のやり場に困ったのでどこか後ろの壁でも見ながら自己紹介をした。
紹介し終えると9人の美女は拍手を送ってくれた。

「じゃあ、自己紹介も済んだことだし…みんな、仕事に戻るわよ、あぁ、それと希。貴方はAさんのサポート役をお願いするわ。よろしくね」

絢瀬さんは、手を叩いてみんなの方を向いて仕事に戻るよう言うと、思い出したように俺の方を向いた後東條さんを見てそう言った。

「ほぇ?ウチなん?わかった〜」
「よ、よろしくお願いします…」

東條さんは何も言わず俺のサポート役を引き受けてくれた。そして俺はお礼を言って頭を下げた。

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作者名:ちあき | 作成日時:2015年7月23日 23時

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