68話「手料理」 ページ24
数日間、快斗君と口聞いてない。
怪盗キッドが出現する時も、言わない。
ずっと前に戻ったみたいだ……。
…多分……寂しいとか、思ってる。
俺は快斗君に甘えてたんだなー。
快斗君が話しかけてくれるから楽しかったんだ。
未だに"君”が取れない(慣れなのかもしれないが)癖に仲良くなった気でいた。
でも謝った。ここからはどうしたらいいか分からない。
すると安室さんからメールが(いつの間に交換したのか？あれだよ、入院から位だよ。)
『材料を買ったので手料理、作れそうですよ。よければ来ませんか？都合が合いそうに無ければ無理はしないで大丈夫です』
と。
快斗君との事で気まづかった俺は、
大丈夫です。それじゃあ今日の夕方、ポアロに行きます。
と返信した。
前回怒られたので、今回は
"安室さん家で晩御飯食べてくる。”
と書き置きをして、家を出た。
これで文句言われたらどうしたらいいんだ。
ーーーーーーーーーー
「うわ、すげぇ、美味しい。」
待って、安室さんって料理の天才。
「まだありますよ？」
「ください。」
安室さんの手料理やばい。これはモテるなー。
女子の胃袋を掴めるタイプの男だ。
「ふふっ、本当に美味しそうに食べてくれますよね。」
「そーですか？あまり表情筋動いてないんですけど。」
「オーラで、分かります。」
……なんだオーラって。雰囲気といえ雰囲気と。
今日はちゃんと粗品を持ってきて渡しました。
最初は断られたけど、買ったので、と言うと受け取ってくれた。
「ごちそうさまでした。」
「お粗末さまでした。」
お腹いっぱいで幸せだ。
「美味しかったです。良いお婿さんに慣れそうですね。」
「………」
「？」
え、無視？
俺が少し混乱してると、
「相手は君が良いです。A君。」
「へ、」
そう言って頭を撫でられ、抱きしめられた。
……え？この人何言って、
「……なーんて。冗談ですよ(ﾆｯｺﾘ)」
そう言って離れたけど、頭は撫でられ続ける
「……………あの、」
「本気にしました？」
「安室さんは顔も良いので変に照れるし、こういう冗談はやめて欲しいですね。」
「……顔、真っ赤ですし、そーみたいですね。」
「なっ、」
顔が、真っ赤？それは、知らなかった。
え、普通に恥ずかしい。
「ふふ、ごめんなさい。もう暗いので送ります」
と、車のエンジンをかけにいった。
……まじでやめてくれ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ハル(プロフ) - あの梓さんは安室さんのことくん呼びじゃないと思います (8月2日 7時) (
レス) @page22 id: a03180e653 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - レンさん» そう言って頂けて嬉しいです！！あっ、同じですね、百均なのでお値段もお手軽ですね！！ありがとうございます！！是非試してみようと思います！！レン様の頭痛が治って良かったです…！！お互い体調管理、頑張っていきましょう(*^^)vお心遣いありがとうございます！ (2018年5月16日 4時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
レン - とても面白くて続きが気になる作品で更新が楽しみです。偏頭痛が酷いとの事ですが自分もかなり酷い偏頭痛持ちだったのですが百円均一のダイソーで手に入る黒酢のサプリを試して見ては、いかがでしょうか？自分はこれを飲むようにしてから偏頭痛が、かなり治りました。 (2018年5月16日 1時) (レス) id: f4e208a34f (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - めいさいさん» レス、押すの忘れてました…↓ (2018年4月14日 19時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - ご心配をありがとうございます(´；ω；｀)だいぶ良くなりましたが、まだ携帯を長く見てると少ししんどいので、快くもう少し待ってくだされば幸いです！！必ず戻って来ますのでっ！！ (2018年4月14日 19時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2018年4月6日 23時
