25話「天空の難破船�◆� ページ28
さて、ビックジュエルも見たし、
一同で、下に降りる。
あ、確かここもう1回見に行くと快斗君に会えるかもな。
毛利さんがもう1回見るって出くわすはず。
俺はエレベーターに乗り、上を目指した。
予想通り、ウェイターがいた。
「こんにちは、」
と、一言小さく言った。
「ぇ、なんで、」
「うわ、正体隠す気ゼロじゃん。」
ウェイターに変装した快斗君は普通に地声を出し、驚いた顔をしていた。
おい、ポーカーフェイスどこ行った。
「まー、相手がお前だし、ちょっと困惑したんだよ。それで？何でいるんだよ。」
「んー、色々あって？」
「駄目。ちゃんも説明しろ。」
………なんか、怒ってる？
「鈴木さんが…」
俺は一連の流れを説明した。
「……おいおい、名探偵…。人の弟巻き込むなよ……」
快斗君は呆れ顔でため息をつく。
どうやら怒っていたと言うか心配をしていたみたいだ。
「…ごめん、怪盗キッドしてる快斗君が見たくて。」
正直に謝罪をする。
「邪魔をするつもりはないから」と、
「あーー、まぁ、それは心配してねぇけど、危ない真似はするなよ。」
……完全ブーメラン発言である。
「分かってる、」短く言うと
チン、と、毛利さんが上がってきた。
「あれ、A君も見に来たの？」
「あー、うん。子供達がいてよく見えなかったから。」
じゃあ、と、俺は下に降りようとエレベーターに向かう。
快斗君も毛利さんに一礼して(ウェイターだから)去ろうとすると、
引き止められて
貴方キッドね！
と、毛利さんに詰め寄られてた。どうやら別の人にあげた筈の絆創膏をこのウェイター(快斗君)がしていた様だ。
…確か鈴木さんが絆創膏に落書きしたから分かったとかだったっけ。覚えてねーし、まぁなんとかなるだろ。
興味ない風にエレベーターに向かうと、
「A君！中森警部呼んできて！！」
………え、それは、快斗君の邪魔になる事だから、出来ません。
なんて、言えない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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楸(プロフ) - アポぱーいさん» あら…、なんかすいません…(笑)泣いて頂けて光栄です！ありがとうございます！！ (2018年8月4日 16時) (
レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
アポぱーい(プロフ) - 外で泣いて変な目で見られたww (2018年8月4日 15時) (レス) id: 49e63ddf78 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - 五十鈴さん» お兄ちゃんって良いですよね…。ほんとですか？！素敵な名前ですね！！ (2018年7月17日 17時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴 - お兄ちゃんとか最高。あ、でも彼氏の名前、名字言えないけど名前快斗だわ。 (2018年7月16日 19時) (レス) id: 78c191449c (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - ちゃらさん» ううっ(´；ω；｀)ありがとうございます！！ (2018年4月5日 14時) (レス) id: 8b1dfa966a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2018年3月30日 15時
