四皇 白ひげ ページ10
ﾊﾟﾁｯ
目を覚ますと、そこは暗い地下牢ではなかった。
あれ･･･？どうして･･･
あっ、そういえば
地下牢から連れ出されたんだっけ？
じゃあ此処は･･･船？
ムクリと身体を起こすと、腕に何かが繋がれていた。
なんとなく嫌で無理矢理引き抜く。
立ち上がり、その部屋から出る扉を探す。
あっ･･･た。
ｶﾞﾁｬ
扉を開けて、部屋から出る。
あたりには誰もいなかった。
『ぁ･･･？』
誰も居ないの？
そんな疑問は口から紡がれる事はなく、小さい吐息に変わって消えた。
･･･エース、何処だろ･･･
エースを探す為、いつも自分の周りにいるそれに声をかける。
ねぇ、君達はエースってヒトが何処にいるのか知ってる？
〈目が覚めたのねー！エースって奴ならこの廊下の先の大きな部屋に居たわよ。〉
〈あんま無理すんなよー。〉
キラキラとした小さなヒトのようなモノ達が答える。
それは基本、ヒトには見えない位弱い精霊だ。
ありがとう
礼を言い、歩き始める。
だが、長い間動かしてこなかった脚はガクガクとして、なかなかいうことをきいてくれない。
時間をかけて、やっと精霊達の行っていた部屋に辿り着いた。
大きな扉の前に立ち、入るべきか迷う。
何故ならエースや、地下牢であったヒトとは違う声が沢山飛び交っているからだ。
どうするべきか悩んでいると、
？「─ところで、さっきからテメェは何をしてる？」
『！！』
バ レ た。
思わず後ずさる。
慌てていると、扉が開き、マルコさんが顔を出した。
マ「なんだ。おめぇかぃ。入って来いよい。」
『？？･･･？』
腕を引かれて、部屋に入る。
そこには自分とは比べものにならないほど大きな人がいた。
『･･･！！』
〈ええぇ！？〉
そう、この人が、後に僕の親となる人。
四皇 白ひげ。
その人だった。
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ゆーか - 更新頑張ってください！ (2019年4月15日 9時) (
レス) id: 85dd9f4813 (このIDを非表示/違反報告)
にーくん(プロフ) - 藤袴さん» 大丈夫です！楽しみにしてます！(´ｰ｀) (2018年6月16日 22時) (レス) id: b885346392 (このIDを非表示/違反報告)
藤袴(プロフ) - にーくんさん» 本当に申し訳ないです。明日朝ごろに更新するつもりです。 (2018年6月16日 22時) (レス) id: 998496ecbc (このIDを非表示/違反報告)
にーくん(プロフ) - 更新待ってます！(*⌒▽⌒*) (2018年6月16日 21時) (レス) id: b885346392 (このIDを非表示/違反報告)
藤袴(プロフ) - 理さん» すみません！テスト週間で若干スマホ取り上げみたいな状況です！木曜日あたりには更新できると思うのでそれまでごめんなさい！！ (2018年5月20日 14時) (レス) id: 998496ecbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤袴 | 作成日時：2017年8月21日 11時
