堕天した英雄が見た世界【僕のヒーローアカデミア】 (ページ37)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:66,312 hit

34 ページ37

拳藤「あんま煽んなよ物間！同じ土俵だぞ、それ。」

物間「ああ、そうだね。ヒーローらしくないし･･･よく聞くもんね。恨みを買ってしまったヒーローが敵(ヴィラン)に仕返しされるって話。」

『･･･っ！』

”恨みを買ったヒーロー”が”ヴィラン”に仕返しされる････

　

　

ああ、何故忘れていたのだろう。
私は”ヒーロー”に仕返しする為に、弔の役に立つ為に、此処に居るんだった。

いつ如何なる時も忘れてはならないことだ。
いくら楽しんでいいと言われたからといって、忘れていいことではない。

　

　

私は”ヴィラン”だ。

爆豪「おっ、おっ･･･おおォォ････」

切島「爆豪落ち着け、冷静になんねえとP取り返せねえぞ！！」

爆豪「おォオオ･･･」

小さな爆発を手の中で起こす爆豪君。

爆豪「っし進め切島･･･！！俺は今･･･すこぶる冷静だ･･･！！」

切島「頼むぞマジで。」

戦闘を開始する爆豪君と物間君。
それを後ろでマザーテレサを使い手伝いながら、相手の個性をノイマンで記憶する。

英雄を二人一気に使うのは精神力を多く使う使いすぎれば自身の精神崩壊を招いてしまう。この個性を最大の弱点だろう。

さっきから物間君の攻撃はずっと爆豪君と同じ攻撃だ。だが･･･

物間「ははぁ･･･へえ！すごい！良い”個性”だね！」

爆豪「俺の･･･！！」
切島「爆豪おめーもダダ被りか！！」

爆豪「くそが！！」

物間「僕の方が良いけどさ。」

ああ、なるほど････

『コピーか。』

芦戸「えっ！？」

『さっきから戦いを見ていたけれど、爆豪君に触ってからは爆豪君の個性。鋭児郎に触ってからは鋭児郎の個性になった。』

物間「正確！まぁ、バカでもわかるよね。」

ああ、確かに鬱陶しい。
殺.したいくらいに。

その後は凡戸とかいう人に鋭児郎の足を封じられた。